朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

比叡山

2014-01-08 | 京都の文化(冬)
早いもので、正月休みもあっという間に終わってしまいました。



ちょっと古い画像ですが、昨年の12月29日に名神高速を京都東ICから東に向かって走りました。京都土産を市内で買いそこねたので大津PAに立ち寄ったのですが、夜間に小雪が降ったのあとの晴天で気持ちのいい朝でした。

このモニュメントが恋人のなんとか(聖地?)というオブジェだそうです。

後方に琵琶湖が見えます。



右手遠方に、比良山があり山頂付近は白くなっています。古くから近江八景の一つ「比良の暮雪」で知られる景勝地でもあります。

京都府の最高地点、皆子山(みなごやま)標高972m、はこの比良山系のすぐ西に位置しています。先日、ボーイスカウトの子どもたちが危うく遭難しかかりました。まだ登ったこと無いのですが一度行ってみたい。

また、トリビアルな「予想」ですが、その皆子山の少し北にある府県境の三国岳(959m)付近から、富士山が見える可能性があると地図上で計算されています。比良山系のピークの隙間とそのうんと遠くに有る南アルプスの山々の合間に、富士山の頂上がかろうじて見えるかもしれない。さらに、京都府の境が滋賀県に食い込んでいる「西限界」という場所からもその可能性はあるようです。

そのあたりの計算と研究は、ここに。



この写真は、同じ日の午前7時31分の比叡山ですが、京都市左京区からの眺望です。

大津から見ると比叡山の山頂付近の形がずいぶん違うことに驚かされます。延暦寺、西塔、横川などの境内が広がっていることがわかります。


~~京都府から富士山眺望? 参考記事(引用:日経新聞2013-06-05)~~

■全国の写真家、京都での撮影に挑戦

 富士山を愛する写真家は全国に数多い。「彼らの間で今、ひそかに熱い視線を浴びているのが京都です」と田代さんはささやく。その地点は滋賀県との境にある白倉岳の南西辺り。大部分は滋賀県だがほんの一部、京都市左京区が滋賀県に食い込んでいる。

 京都から富士山が見えるとなればこれほど日本らしい取り合わせもない。しかし、現地はたどり着くのさえ困難な山奥。理論上は伊吹山や南アルプス山脈の間から、富士の剣が峰がほんの少しだけ顔を見せるはずだが、田代さんが「撮影できれば奇跡と言っていい」という超難関だ。

 富士山は21~23日、カンボジアで開かれるユネスコ世界遺産委員会で、世界文化遺産への登録が正式に決定する見通し。関西でもよそ事と片付けず、朗報が届くのを楽しみに待ちたい。

(大阪・文化担当 田村広済)

[日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2013年6月5日付

~~

もう一つ:「月夜の富士山、奈良で撮った 遠望の限界に挑む (1/4ページ)2014/1/3 6:30」


コメント (2)
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