朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

せどり

2014-01-12 | もろもろの事
インターネット通販の「ニッチ」を応用した、こんなビジネスが成り立っています。



「せどり」とは、
”古本店の100円コーナーなどで掘り出し物を探し、amazonやヤフオク!(Yahooオークション)で高値で転売し、利益を得る行為。またはその人。書籍に限らずCDやDVD、ゲームなどもその範囲に含まれる。せどりには「何を」仕入れるか、高値で売れる商品を仕入れる目利きが重要である。”
  (出典:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%BB%A4%C9%A4%EA)

たまたま立ち寄った全国チェーンの古書業支店が、閉店セールをしていました。



店内のすべての本が、1冊10円。

多少時間があったので、店内を見て歩きました。

とあるコーナーで、こんな人を見かけました。



手に小型のバーコードリーダーを持って、次々と本棚の本のISBNバーコードを読み取っています。その後、スマートフォンに転送してそれをどこかの古書データーベースで、「時価」を自動的に検索して情報を調べているようです。

ある程度の価格差を見つけると、その本をカゴの中にほり込んでいきます。

この日は、閉店セールで投げ売りでしたが、店の方でも当然、新しい発行年の本は販売していなくて相当古い本ばかりでした。

そのため、せどりしているお二人の籠にはそれほど多くの本は入っていませんでした。

ネットで、せどりの実際を調べてみると、単行本のせどりは手間がかかる割に利益が出なくなっているようです。バーコードリーダーや古書価格データーベースといったツールが広がったためでしょう。

一方で、ゲームソフトやDVDの分野では、まだまだ「掘り出し物」があるような経験談がネットには掲載されています。せどりの方法を教える資料を販売する人や、有料会員になればそのノウハウの提供やアドバイスをする人たちもいます。

この日、私は1時間ほどその店で遊んで、それでも180円を支払って18冊を買ってきました。

どんな本を?

コメント
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