玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

耕盤

2019-11-07 04:45:20 | 
 11月3日に雨、それから晴れの日が続いている。それでも、田の中は水がたまっている。耕盤の威力だ。稲刈りはまだ先。

 稲刈りが終わったところは、これから稲刈りのところと比べて水がずいぶんたまっている。これから稲刈りのところは水たまりがところどころあるが、終わったところは全面に水がのっている。稲の葉はまだ黄緑色でなんとか生きている感じだ。
 稲刈りが終わったところは株から緑色の小さな二番穂が出ている。こちらは生まれ変わったような感じだ。
 周囲の田はすでに耕運されていて濃い茶色の土になっている。

 耕盤がガッチリ水をためているのだろう。これだけ長期間水がたまっているのは田植時期より水量が多いように見える。これだけ水があればすぐに田植ができる。
 かんじんの田植時期は4日も晴れて水が来なければ畑のようになってしまう。

 すると、玄米ごはん族の田は代かきをしても畑の状態になっていることになる。耕盤が雑草の根でだんだん壊され、代かき直後も耕盤が壊れたままになっていて水不足になっている。
 周囲の田は代かきまで6回7回トラクターで耕運している。稲刈りが終わるとすぐに耕運が始まる。
 玄米ごはん族の田は2回3回で終わる。耕運が始まるのは田植の数週間前だ。大きく育った雑草を埋め込んで有機酸を出させて雑草を押さえるために田植直前に耕運を始める。
 こういう方法では、畑化した田の耕盤は元のようにならないのだろう。
 来年も水不足になるのが決まったようなものだ。

 水不足ではコナギの大発生でウンザリするが、麦が小発生ぐらいに押さえこんでくれる。その重要な役割の麦を水がたまっているせいで、まだまけない。予定では麦播種はあと2日で終わるようになっている。稲刈りが終わっていないので、無理だ。
 予定を変更しないと。


コメント
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