玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

手抜き多収

2019-11-10 03:00:13 | 
 昨日は、トラクターを落とした田の稲刈りをした。トラクターを落としたところは周りより柔らかい。
 ところが、周りより株が多く穂も多い。最後まで地面がグラグラ不安定なのに収量は一目で周りより多いとわかった。ドライブハローの幅約2m X 避けた長さ約20m = 40m2 位の面積のところだ。
 
 一度落としているので深くなっている。代かきの時はトラクターが進めば進むほどグーーーンと沈下するのでドライブハローは表面をなぜるような状態だった。耕起をしたという状態ではない。雑草はまる見えだった。それでも、しかたないのでそのままにした。
 田植機もグーーンと車輪がのめり込んだ。動けなるのかもしれない、と心配した。田植機は落としても引き上げるのは簡単かな、などと考えていた。
 中耕除草の時も足がグーンと深く入った。それで一回きりでやめた。周りは3回中耕除草をしている。
 コンバインに乗って上から見下ろすと周りの稲がスカスカなのに、トラクターを落としたところは前後約10m、合計20mが株が多く穂もたくさんついていてコンバインの脱穀する負荷も大きくなり音もグーーーーーンと大きくなった。

 代かきの時、周りは雑草を埋め込んで水面は鏡のようにきれいになった。トラクターを落としたところは雑草が水面に出ていた。雑草が見えても2回目にトラクターは入れない、どうしようもない、とあきらめた。

 あきらめたところが周りより多く取れる。どうしようもなく手抜きになったところだ。
 
 手を抜いた小面積が多収確定。それでは全部手抜きしよう。

 多収とはいえ5俵/10a=300kg/10aが今までの最高だ。用水機場が休まないで運転されていたころの実績。多量の水を入れて代かきをやっていたころの懐かしい思い出。もう二度とやれない。

 こういう状況だったのを忘れてしまう。来年はまた徹底して雑草埋め込みをやるだろう。代かきが終わって雑草が見えてないと取れない、と自分で言っていて、いざ代かきになると徹底埋め込みをするに決まっている。

 麦が出ないところは、

 手抜き代かき

麦が出たところも

 手抜き代かき

 1回荒起こし、コナギの積算温度120℃に合わせて、その後1回代かき、雑草まる見えにして田植え、その後田の中には入らないで稲刈り。

 どうせ田の中に入ったところで、最低収量更新だ。もう、いい加減にして、

  ほったらかしにしておけ。

 減価償却もあぶなくなる。



ーーー手抜きで多収ーーー


不耕起で食用油はやめる。後の管理がたいへんだ。水と油だ。

コメント
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