玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

水が来ない

2019-05-31 01:11:25 | 
 空は青くすんでいる。今日も快晴、気分爽快。



 作業途中。水がない。



 水が来ない。排水路のほうは代かきでなく荒起こしをやっている状態だ。



 山あいの田は今頃になると蛇口からの水は田植のころの半分以下。蛇口を開けてから二週間ぐらいになるが排水路のほうに水がない。
 この田はものすごい粘土質で一旦水がたまるとそのままずうっとたまっている。
 しかし、今年のように蛇口の水量がわずかだと真ん中あたりまでは水が来るがそれより先には進まない。田の中の亀裂が収穫後そのまま残っていて、そこへ吸い込まれてしまう。

 例年、深水にするため4月には水を入れはじめるが、今年は浅水でやろうと計画したので5月中旬になってから水を入れた。蛇口の水量が
半分ぐらいで田の半分ぐらいしか水がたまらない。

 今年は排水路にザリガニによって穴が開けられなくて良かった。水がないのでさすがのザリガニもガチガチの硬い粘土には嫌気がさしたのだろう。水がなければ穴をあける理由もない。ザリガニは排水路にも田の中にも見当たらない。

 今年、代かきをした田からは水漏れがない。深水していた去年までは水漏れしている穴をふざぐのにたいへんだった。長期間水をためておくとザリガニが大繁殖して排水路に穴をあけていた。そういうことが全くないので安心していた。
 だが、水がなくてはどうしようもない。

 浅水ではザリガニも苦労して穴を開けても見返りがないだろう。蛇やモグラは水の中では息ができないので水がたまれば穴開けはしない。ところが、ザリガニは泥まみれになってりっぱなハサミで穴をあける。泥まみれになるのが大好きらしい。


 来年は
周囲の農家に合わせて水量が多いときに水を入れ、

 代かきをやっておく。

 その後、田面ギリギリに水をはっておく。

 田植前もう一度代かきをすれば良い。

作業時間は二倍になるが、これ以外に何か良い方法があるのだろうか。

 
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