玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

体がついていかない

2019-09-25 05:00:47 | 台風
 ここ二三日夜雨が降って朝になると晴れとなっている。今日も少し雨が降っているが日の出になると晴れになる予報だ。 
 昨日から農作業場の工事が始まった。稲敷市では台風の被害が出たところには罹災証明を発行してくれる。それにより処分場への瓦礫の持ち込みが無料になる。これは30日までだ。地域の中ではだいたい主な被害の処分は終わったらしい。

 ずいぶん重いものもありとても持ち上がらないからユンボの先についた大きなハサミでロープを縛ってくわえて持ち上げて運んでもらおうとしたら、なんと、たった一人でスタスタ手で運んでしまった。
 日常的にやっている方と体がなまっている人間との違いは、気の持ちよう以前の問題だ。ハサミが動いているのに落下物に気をつけながら時々高いところに上って作業したり動作はキビキビとしてものすごい速さで進んでいく。プロの仕事だ。ダラダラ仕事でやっと動いている人間とは大違い。
 重量物の持ち上げ運搬などの作業はしばらくやっていない。体がついていかない、とはこのことだ。それなりの筋肉がなくなってしまったような感じだ。これについてはもっと考えないと。

 正座は一分間ぐらいできるが左膝が痛くなってがまんできなくなり足をくずすようになる。
 これまで料理は薄味でモチ玄米やうどん、ソウメンですごした。力が入らないので体が緩みすぎたのかもしれない。塩をきかせた料理にする必要がある。
 リハビリは寝る前仰向けの状態で膝伸ばしと踵の尻つけを数分間続けている。食養のほうは体を締める料理に戻す。きっと言うだろうなあーーーーー味噌をたっぷり昆布とワカメをもっといっぱい入れろ、醤油味もおかずにみっちりつけろーーーーー
 昆布とワカメもいっぱいの味噌汁も具だくさんで梅干しと一緒にモチ玄米だ。しばらく小麦の麺類はやめる。これから秋ソバのシーズンだ。夏メニューから冬メニューへ。
 正座が全くできなくなったら夏メニューに戻すが寒さに耐えられなくなるのでリハビリで筋肉に力を入れて、寝ながらでもがんばってもらわないと。骨ばかりの体だが玄米は太らないで脂肪がない状態なので筋肉をもう少しつける必要がある。なるべく手作業をやらないようにしてきたので軽い運動でがっしりさせる方法というといろいろあるが、やらないだろう。

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発電機が近くにあれば解決

2019-09-24 01:47:11 | 台風
 平安京まで首都は何度も移転した。長く続いた平安京は水を最初に確保した。平安京をつくるにあたって専門家集団が河川の流れを変えた。これを見ると首都には豊富な水が必要なことがわかる。
 武家政治で長く続いた江戸時代、徳川幕府が最初にやったことは水の確保とやはり河川の流れを変えることだった。水源からの高低差はほとんどないにもかかわらず水道を完備した。すごい技術だ。河川の流れを変えたことで洪水がなくなった。利根川の堤防に立つと坂東太郎の名が一番をあらわしているのが実感できる。このすごい水量を人力で実現したのだから発想といい想像力といい実行力といい完璧だ。頭が良く体力もあったすごい人々。
 明治はこの基盤を受け継いで発展した。今や首都圏の人口は世界一だ。江戸時代でも江戸圏の人口は世界一だった。変わらぬ発展にきっと満足されていることだろう。

 今、南の島国では住居が水没しているらしい。首都圏の場合は今回の台風がそれほど雨をもたらさなかったのでホッとしている状態だ。ハザードマップなどを見ると本当にこれは首都圏なのか、と思ってしまうが本当らしいからガッカリする。徳川幕府が埋め立てて作った土地の上に今や莫大な資産が立地している。徳川時代は寒冷期で海面の上昇もなかったのだろう。今、地球環境が変わったとしか思えない状況が海外でおこっている。そのような時代にハザードマップには避難場所が書いてあるが、どうせなら台地のより高いところへ移転したい心境だ。が、水田がすぐそばにあったほうが何かと都合がよいのでこのままか。

 排水機場は毎年確実に台風の雨水を霞ケ浦へ排水して地域を守ってくれた。おかげで台風が来ても安心して眠れて通過してから後始末をしていた。
 今回の台風では房総の鉄塔が倒れたらしい。電柱もなぎたおされた。こういうことは誰も予想していなかっただろう。長い送電線の途中にはなにがあってもおかしくない。

 個人での台風対策は、
  発電機
  バッテリー
  LED
  無線機
これだけあればとりあえず東電から電気が来るまで耐えられる。今のところ。
 もし、排水機場が停電で動かなかった場合地域は水没するかもしれない。霞ケ浦の水位も高くなるので自然排水ではまにあわない。
 一番良い方法は排水機場などの重要基幹施設の近くに発電機を設置することだ。停電したら自動で始動し電気を供給する。それは東電のモニターにより監視される。
 アマチュア無線では筑波山の中腹に中継アンテナがありそこと繋がれば関東一円繋がるらしい。排水機場から筑波山は障害物がない。すごい立地だ。アマチュア無線のように一旦筑波山へ電波を飛ばしてそれから東電のおおもとの指令室へ送られる。最高だ。ー

 こんなこと誰も考えないと思うが、検討課題として取り上げるぐらいのことはあっても良さそう。ーーーーー枝下ろしもやらないから無理な話か。災害予防といっても理解されないのはあきらかーーーーー
 
 東電はここ数年たいへんなことになっているようだ。分社化したが前と同じような、ずいぶん余裕がなくなっているような、現場は自己犠牲の精神でやっているようなーーーーーーーーー


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五重塔は昔から変わらない

2019-09-23 00:33:37 | 台風
 今までなにげなく見ていた昔から伝わる建築物について、自分の建物が台風で風前の灯状態になると見る目が変わる。

 世界最古の木造建築ーーー法隆寺五重塔は地震にも台風にも耐えて現在も何事もなかったように立っている。数年前、見学させていただきボランティアの方に詳しく説明していただいた。五重塔にはすごい技術があるんだなあ、と感心したり、聖徳太子には今につながる基礎を確定したすごい能力、見通しの良さにどういう思考回路だったのだろうと興味がますますわいた。ものすごい情報処理、分析力、想像力。

 こんなに高い塔が千数百年もここにあるということがただ単に不思議だった。今でこそ避雷針が設けられて太い電線が地中へ伸びているが、そのほかの追加工事などはしていない。本当にすごい。後世に残すという情熱のかたまりだ。
 周囲には防風林などはなかった。こんなに高い木造建築が、いくら奈良盆地とはいえ台風の風は強烈なのに屋根が飛んでいない。下から見上げると五重塔は屋根ばかりだ。屋根の上に屋根があってその上にも屋根があってーーーひさしが長く張り出している。今疑問に思うのは、強風がふくと屋根が屋根に乗って飛んでいきそうだがなぜ飛ばないのか、ということだ。見学させていただいた時は疑問などなかったが、なぜ千数百年前にこのような完成されたものが作られたのかわからない。
 一重一重の屋根はただ乗っているだけで交互に動いて地震を吸収する。乗っているだけならちょっと大風がふくと飛ばされそうな気がする。そうはならないのは、屋根の容積に対し使用されている木材の割合が半分近くあるからだ。たいへん重い。それに上から下まで貫く心柱が衝撃を和らげている。このアイデアは現代建築にも応用されている。こういうふうに説明されている
 しかし、千数百年前にどうしてこのような設計ができるのか本当に不思議だ。頭が良く、体力もあり、みんなが一丸となり成し遂げていく、すごい実行力、情熱。

 現代人の基盤は電力でありさかのぼれば化石エネルギーで機械化大量生産だが当時は人力で結局は太陽エネルギーで手作り少量生産だ。一生をかけて作るようなものだろう、と思ってしまうが、本当ははるかに簡単に作れたのかもしれない。それを可能にするような情報処理はどういうものだったか。

 昔の家は平屋で居住空間がありその上に屋根がある。屋根は軸組み工法で作られた。屋根裏は丸太ばかりだ。それとは対照的に現代の家は屋根の部分まで居住空間となっている。屋根は周囲の梁に取り付けられているが空間だけなので大風で窓を破られると浮力で屋根が持ち上がり吹き飛んでしまう。特に金属屋根では最後までばらばらにならないで一枚の板のように飛ぶ。

 今回の台風では高い階のガラスはものすごく振動した。サッシの隙間から雨水が絶え間無く入ってきた。もし、ガラスが割れたらーーーーーーーーー
シャッターをつけるぐらいで良いのか。棟梁様に相談して補強してもらう必要がある。屋根裏というのはもともと軸組み工法の丸太がむきだしのところだ。居住空間が狭まるのは仕方がない。棟梁様は最小限の材料で最大の効果を上げるので狭くなっても気にならないようにしてくれるだろう。

 法隆寺五重塔は居住空間が必要ない建築の見本だ。その情熱のかたまりを見て居住空間をどうやったら作れるか考えるのが一番良い方法だ。人間が便利な空間を作って利用しようなどと考えるとろくなことはない。作るときは棟梁様に無理を言ったのだろうが台風に目をつけられたのだから納得してくれるだろう。

 パッチリ大きい目をした台風に見つかる前に全ての工事を終わらせないと。もう、東京圏に広がる人工の多数の熱源が見つかってしまったが来年の台風には引き継がれないだろうとあまーーーーーーーい考えでいる。

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枝下ろしをしてくれた

2019-09-22 03:25:32 | 台風
  十数年前、電線に枝がかかってきたから、と東電に連絡すると屋敷周りの電線の樹木の枝下ろしをやってくれた。高所作業車で来て長いハサミのようなもであっという間に枝下ろしを終えた。今は電線がカバーされているので枝がかかっても支障がないらしくやってくれない。しかたがないので、数年前、近所の家でまとまって枝下ろしをした。やっておいて本当に良かった。

 高所作業車の運転資格のあるご主人が先頭になって枝下ろしをしてくれた。木登りしてはとてもできなかっただろう。一番高い枝から切っていき半分位の高さにした。チェーンソ-で切っていった。危険な、たいへんな作業だった。 
 これで当分安心だ、と思ったが今だんだん電線に近づいてきた。当時の盛り上がりがないようなので、自分で一人でやるしかない。専門業者の方に頼むことになる。

 今から思えば東電はたいへん親切だった。数年おきに枝下ろしをやってくれていた。これを自分でやると専門業者に依頼することになる。電線近くの樹木は身長に少し高め位に切り込んでもらうのが良いだろう。あとは自分で脚立にのってチェーンソ-で毎年切り込むようにすれば良い。防風林の役目がなくなりただの境界を示すものでしかなくなるがやむを得ない。西風や北風は台風の東風にくらべるとそよ風だ。充分堪えられる。

 今回、猛烈な東風がふいた。こちらには電線がないので高木を植える。ご先祖は寒い西風、北風を恐れていた。今の冬はガンガン暖房だ。

 それにしても東電は至れり尽くせりだった。遠い昔の話だが、すぐに枝下ろしをしてくれている光景が思い浮かぶ。太い幹までは切らなかったので防風林としての機能も損なうことがなかった。


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これから考えること

2019-09-21 06:20:23 | 台風
 利根川にかかる水郷大橋を渡ると千葉県香取市。利根川にそうようにして国道がはしっているが山がすぐそばまでせまっている。杉の木が整然と並んでいる。少し狭い道路にはいると山の中で傾いている木が目に付く。風が入り込めないようなところに思えるのに根元から傾いている。根がそんなにはっていない。高木になればなるほど根がはっていないと支えられないが根がそれほどでもない。木と木の間が狭い感じがする。お互いに牽制しあって根をはらせない。
 昔から家屋敷の防風林として杉は重宝されていたらしいが強風がなかったのかもしれない。江戸時代は寒冷だと言われているので台風も大型化しなかったのだろう。
 今や世界有数のエネルギー消費国でいつも暑いから台風も大きく発達する。暑い季節をますます暑くするのだから台風が目指すのはそこしかない。
 それにしても震災後停止した全国の沿岸の放射能が怖い超大規模発電所が熱い水を海に流さないでいるから海水の温度はその分上がっていない。かわりに化石燃料の超大型発電所は大気中にも熱を放出して同じように海にものすごい熱を捨てているのでますます暑くなる。海の中の小さな島の周りは海水が熱く、大気も熱いとなれば台風さんには居心地の良いベストワンだ。それでなくても生まれたときから進路はだいたい決まっていて、それがぶれないようになる。
 今まで関東地方は通り道とは言えなかった。今回のことは、ついに東京圏の熱いのが台風さんに見つかってしまったとわかった。


 冬に暴風雨はない。氷がはっているところに台風は来ないのでどんどん暑くしてもたかがしれている。問題は夏の暑い時期にどうやってーーーーーーーー個人の家ではエアコンをつけなければ良いので実行している。だが、台風さんは地域まるごとで考えているらしく、ここで超省エネ生活していますよ、あっちへ行ったほうが大きくなれますよ、なんていうのは無視してゴーーーーーン、ゴーーーーンとものすごい風と雨をくらわせてくれて、自然に逆らって丸裸の家を作った人間に、ナメたまねをするな、と警告した。

 さいわい電気は数時間で回復した。電話は遅れたがスマホ、携帯に影響はなかった。基地局は停電すると二日分のバッテリーだそうだ。

 これからの課題は、家屋敷の防風林として植樹する品種の選定、停電の時12V自動車バッテリーと12VのLEDを非常灯として使うこと、バッテリーを充電するために発電機、それと非常用の連絡として無線機について考える必要がある。
 窓にシャッターをつける。


 農作業は3相200Vなので農作業が始まる頃に被害が出た場合、普通の発電機では作業できない。その発電機は高価で玄米ごはん族が稲刈りを始める頃は寒くなり寒いのがお嫌いな台風さんは来ないので、いらない。
 寒冷期の江戸時代には屋敷に松や杉が植えられた。熱帯なみの人工の熱源を持ったところはそれでは間に合わない。台風さんは好んで訪問されるから根こそぎになるかもしれない。すると落葉高木との混植になる。何年もかかる。それより山の中で小面積の伐採をしてそこに平屋を立てたほうが早い。本体がやられたらそうするか、それともただ単に平屋をつくるか今のところわからない。
 発電機とバッテリーで非常灯とスマホ充電に使うのは今すぐできるのでやってみるか。日常使うようになれば東電の100Vは充電用になる。配線の電流が大きくなるので省エネの12VのLEDを使わなければならない。電球の生活とはお別れ。


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