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Mikuのブログ

中国、南沙諸島の埋め立て「軍事利用」 対中国で日本とマレーシア、じわり接近

2015-06-02 09:46:01 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9712

南シナ海の南沙諸島で中国が進める埋め立てや滑走路の建設などについて、中国人民解放軍の上将が国際会議において、軍事利用目的であると初めて認めた。アメ リカのカーター国防長官が5月末、中国に対し埋め立ての「即時中止」を申し入れ、日本とオーストラリアの防衛相も「深刻な懸念」を表明していたタイミング での発言だ。

今回、中国の孫建国副総参謀長は、南シナ海での埋め立て続行を明確にするとともに、将来的に南シナ海に、戦闘機の緊急出動区 域として各国が設定する「防空識別圏」を設定することにも含みを残した。今後、中国の戦闘機が南シナ海での緊急出動を増やし、海と空の両方で実効支配を進 めていくという懸念が高まってきた。


◎日本とマレーシア「第二のルック・イースト政策」へ

そんな中、日本の安倍晋三首相とマレーシアのナジブ首相がこのほど会談し、両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げする趣旨を盛り込んだ共同声明を発表した。



両首脳は、今後5年で研修員500人の受け入れを目標とした「東方政策(ルック・イースト政策)第2波研修」の開始を明らかにしたほか、日本による防衛装備 品の移転などの交渉を進めることで一致した。マレーシアは、東南アジア諸国の中で、日本が防衛装備協定の交渉を行う初めての国となる。

"親中国家"と目されてきたマレーシアが、日本への接近を進めているのが、中国への懸念によるものであることは言うまでもない。

経済的には、マレーシア側には、日本の投資を受け入れたいという希望がある。日本は先日、アジアのインフラ整備に今後5年間で約13兆2千億円を投じる方針 を打ち出したが、ナジブ首相は自国の高速鉄道整備について、「日本の新幹線が有力候補」とラブコールを送っている。これも、中国がアジア各国へのインフラ 投資によって経済依存を進めようとしていることへの対策であることが伺える。

防衛面でも、マレーシアは具体的な防衛力強化を進めている背景がある。5月初旬には、アメリカがマレーシアに対し、空対空ミサイル「AIM-120C7 AMRAAM」などの武器売却を承認。近年のマレーシアはこうした武器輸入により、急速に軍備力を拡張している。

先の会談に先立ち、一部のマスコミはナジブ首相の外交姿勢について、「父親の故・ラザク元首相は、中国との国交を樹立した人物。そのため、息子であるナジブ首相は中国寄り」と報じていた。だが、親子の関係だけで外交政策を見るべきではないことは明らかだ。

日本とマレーシアの関係が新たな段階に入ったことは、アジアの平和と繁栄に寄与する意味で歓迎すべきである。だが、いつ何時、東南アジア諸国が拡大する中国 を恐れ、親中政策に傾斜するかは分からない。日本は、インフラ整備や兵器の配備などの“日本方式"をそれらの国々に広め、アジアのイニシアティブをとるべ きだ。(山本慧/晴)


【関連記事】
2015年5月25日付本欄 日本の援助がアジアを真の発展に導く 中国主導のAIIBの概要が明らかに
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9689
2015年5月23日付本欄 いよいよ、南シナ海で中国軍が米軍機に警告【Weekly Watch国際政治】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9680
2015年5月22日付本欄 アジア向けインフラ整備に13兆円 日本こそアジア投資を主導すべき
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9679

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UFOの中心地、ロズウェルの人気いまだ衰えず

2015-06-02 09:19:18 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9711

「全てはロズウェルから始まった」と言われる。1947年、米ニューメキシコ州のロズウェルにUFOが墜落したといわれるロズウェル事件は、いまだに多くの人を引き付けている。

フロリダのメディア、ニューズマックスTVは、英国の大俳優パトリック・マクニー、アメリカの人気俳優ダン・エイクロイド、ウィル・スミスなどによるドキュ メンタリー「ロズウェル:トップシークレット」を5月25日放映。1947年、ニューメキシコのロズウェルに墜落したUFOの報道から政府が「UFOでは なく気象観測気球だった」と訂正するまでの歴史と情報工作のドキュメンタリーである。


◎道路情報サイトもロズウェル周辺はUFO一色

ロズウェル事件に関しては、イギリスのエクスプレス紙も5月14日、「月面を歩いたNASAの宇宙飛行士、ロズウェルにUFOが墜落しエイリアンが発見されたと発言」というタイトルで、アポロ14号の乗組員、エドガー・ミッチェル元宇宙飛行士の談話を掲載している。

エドガー・ミッチェル氏 画像:http://wp.gontamagic.com/?p=201311


ミッチェル氏の出身地はロズウェルの近く。彼は地元で、エイリアンの死体を棺に入れた葬儀屋の息子や、現場をガードした保安官の息子など、真実を知る人たちに接しており、昔から一貫してロズウェル事件の真実を語り続けている。

この記事は、全米の道路情報のコミュニティサイトにも転載されているが、なんとそのサイトのロズウェル周辺の記事はUFO一色だ。というのも、人口4万 8000人の小さな町にもかかわらず、UFO見たさで世界中から年間18万人が訪れるという、一大UFO観光地となっているからである。毎年7月に開かれ るUFOフェスティバルでは、宇宙人の仮装コンテストなど様々なイベントが催される。


◎UFOミュージアムには日本の情報も

http://www.roswellufomuseum.com/(UFOミュージアムサイト)

ロズウェルのUFO観光の目玉はUFOミュージアムだ。ここは、UFO墜落の目撃者の1人であるグレン・デニス氏が設立したロズウェル事件や世界のUFO情 報資料を集めた博物館。彼は、事件当時、葬儀社を経営しており、エイリアンの棺を用意した本人だ。5月1日には、地元の名士である彼がひっそりと亡くなっ たとニューメキシコのテレビ局KOBが大々的に伝えた。

このロズウェルのUFO博物館には、日本の情報も展示されている。2010年2月 のCNNの記事は、ここには日本のUFO目撃情報も展示されており、73年から83年まで発行された日本のUFO専門誌『UFOと宇宙』まで展示されてい ると伝えている。『UFOと宇宙』日本初のUFO専門誌なので、この雑誌にはまっていた人もいるはずだろう。

ロズウェル事件は膨大な書籍やテレビ番組、映画を生み出し、田舎町を世界の「UFOの中心地」にしてしまった。ほとんど観光地化しているとはいえ、ロズウェルは今、UFOを信じる数多くの人たちに支えられている。(純)


【関連記事】
2015年4月号記事 「ロズウェル事件」検証するならもっと真面目に - NHK超常現象番組
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9229
2015年6月号記事 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532

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