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Mikuのブログ

カジノ法案、今国会で成立か 政府の事業は「公益性」が必要

2015-06-21 09:39:50 | 政治・国防・外交・経済

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9775

カジノを推進する議員連盟はこのほど、経済団体や自治体幹部を招いて総会を開いた。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案を、今国会での成立を目指すことを確認した。


◎3兆円の経済効果

IR(統合型リゾート施設)とは、カジノを中心として、ホテル、レストラン、バー、クラブ、プール、スパ、フィットネスジム、ショッピングエリア、国際会議場など、さまざまな施設を備えたもの。国内外から多くの観光客を呼び寄せる狙いだ。

みずほ総合研究所がまとめたレポートによると、東京地区にカジノを含むIRを開設した場合、約3兆7000億円の経済効果が期待できるという。


◎カジノ推進する安倍政権と下村文科相

シンガポールのカジノの盛況を視察した安倍晋三首相は昨年、IRを成長戦略の柱と位置づけた。議員連盟会長の細田博之・自民党幹事長代行も、「IRは観光の起爆剤になる」と強調している。

注目すべきは、下村博文・文部科学相がカジノ推進派の議員連盟の顧問を務めていることだ。IRによる収益の一部を、文科省に取り込む考えらしい。


◎依存症は自己責任か

一方、カジノについてはギャンブル依存症や多重債務者の増加、暴力団の関与による治安悪化など、各方面からデメリットも指摘されている。刹那的な楽しみや欲を満たすために客が集まる商売は、健全なサービス産業とは言えないのではないか。

確かに、カジノ施設ができれば、経済効果の恩恵に浴する人も増え、税収も潤うだろう。指摘される悪影響に関しては、パチンコなどと同じく各個人の自己責任、と切り捨てることもできるだろう。


◎政府が推進するなら公共性のチェックを

しかし、公の存在である政府や、道徳や倫理を教育する文科相が、国民の道徳や情操の部分に害を与える可能性のある賭博事業を推進することについては大いに疑問だ。

政府が推進する事業は、「その事業がどのような社会的価値を生み出すか」という公益性の観点で是非を問う必要がある。(真)

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『創造する頭脳』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1367
幸福の科学出版 『資本主義の未来』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1353

【関連記事】
2014年10月19日付本欄 安倍首相肝いりの「カジノ解禁」法案化進む その議論に外せないポイントとは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8580
2015年4月20日付本欄 「信仰と富の両立」が資本主義を支える【鈴木真実哉のHSU流・経済塾(4)】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9493

─ ─ ─ ─


下村らしい発想ではあると思う。

教育理念より利益優先。

教育を自分の自己実現の踏み台としか考えていない。

この人が在任中は教育に期待は一切持てない。


公益性に有効なんて、グローバルスタンダード・・・を言い訳にして・・・



 

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日韓国交正常化50周年。韓国は日本の貢献を認め、誠実な外交を

2015-06-21 09:29:44 | 韓国・慰安婦・竹島問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9774

1965年に日本と韓国の間で日韓基本条約が結ばれ、日韓国交正常化が達成してから、22日で50年になる。

尹 炳世(ユン・ビョンセ)外相は、21日に来日し、岸田文雄外務相と会談。従軍慰安婦など歴史認識の問題が焦点となる見通し。尹氏は翌22日、都内で開かれる日韓国交正常化50周年記念行事に出席する。日韓両国の関係の冷え込みから、今回、安倍晋三首相と朴槿恵大統領は記念行事には出席しない予定。外相会談 でも、両国の関係改善に向け進展がどこまで図れるかは不透明だ。


◎莫大な資金援助と技術提供で、韓国の高度成長を支えた日本

日韓国交正常化と、それに続く「漢江(ハンガン)の奇跡」と呼ばれる韓国の高度経済成長は、朴槿恵大統領の父・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領時代の大きな業績の一つだ。

国交正常化の際、日韓で賠償を取り決めた日韓基本条約が締結され、日本は韓国に対して8億ドル以上の資金援助や、さまざまな技術・ノウハウを提供し、韓国の 経済成長と、その後の先進国入りを助けた。この時、日本からの莫大な資金は、韓国政府の判断でインフラ整備などに費やされ、個人への補償は十分になされな かった。

また、同時に結ばれた日韓請求権協定では、「戦後処理は完全かつ最終的に解決された」とした。当時は議題にも上らなかった慰安婦の問題を、現在、朴槿恵大統領が持ち出すことは明らかに協定に反している。

韓国の経済成長のために、日本が莫大な資金援助と技術の提供で貢献したこと、そして戦後処理は解決されたという協定が結ばれたことは、韓国の一般市民にほとんど知らされていないという。


◎誠実な国家運営と外交で国家存亡の危機を乗り越えられる

昨年4月のセウォル号沈没事件に続き、現在、問題となっているMERS感染の拡大で、韓国政府の対応が厳しく批判・追及され、国内での支持率は急落。長期化している経済低迷、北朝鮮崩壊の危機など、韓国が抱える問題は深刻さを増している。

徹底した「親中反日」路線を突き進み、世界各国で告げ口外交を行っている朴大統領は、国際社会でも孤立しつつある。韓国が中国に影響されて日・米・韓の同盟関係を崩した場合、中国の属国となり、韓国自身が国家存亡の危機を迎えかねない。

朴大統領は「千年経っても恨みは変わらない」などと言って反日路線を走るのではなく、日本が韓国の繁栄に寄与した歴史があることを認め、誠実な国家運営・外交へと転換すべきだ。(真)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『韓国 朴正煕元大統領の霊言 父から娘へ、真実のメッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1051
幸福の科学出版 『守護霊インタビュー 朴槿惠韓国大統領 なぜ、私は「反日」なのか』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1114

【関連記事】
2015年6月11日付本欄 韓国のMERS拡大 朴大統領は為政者としての徳を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9744
Web限定記事 告げ口外交の舞台裏 慰安婦問題は朴槿惠大統領の金策だった
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7510

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賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ――愚かな政治家は大衆に阿る(2)

2015-06-21 09:22:09 | 歴史・歴史問題・戦争

[HRPニュースファイル1404]
http://hrp-newsfile.jp/2015/2274/
文/幸福実現党・京都府本部副代表 植松みつお

前回、古くから日本と深い関係にある朝鮮半島の歴史について、(1)3世紀、三韓征伐の時代、(2)7世紀、白村江の戦いと7世紀までの歴史を紹介致しました。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ――愚かな政治家は大衆に阿る(1)
http://hrp-newsfile.jp/2015/2264/

今回は、日本と朝鮮半島の歴史として16世紀を振り返ってみましょう。

(3)16世紀、元寇

鎌倉時代、言わずと知れた元帝国の襲来です。

朝鮮半島は新羅が滅び、高麗に変わります。その高麗は元の圧倒的な軍事力に敗れ、元帝国の属国となります。

そこで元帝国のフビライは簡単に日本も属国に出来ると使者を送りますが、幕府の執権北条時宗はこれを拒否し、文永の役、弘安の役となります。

この2度にわたる戦によって、鎌倉幕府は戦費支出の拡大で財政破綻し、約50年後に武家政治の時代から天皇自らが政治を行う建武の中興が起こります。

ここでの教訓は、国家は自ら力で護るという気概を持たないと、国家は滅ぶということです。

元との戦では「神風」が吹き、国を護ったように思われていますが、鎌倉武士もしっかりと戦って、国土防衛をされたということです。現代の日本はどうなのでしょうか?自戒する必要があると思います。

(4)16世紀末、文禄・慶長の役

更に、4度目が安土桃山時代。

豊臣秀吉が二度にわたって、朝鮮半島に攻め入った文禄・慶長の役です。ここで、明・李氏朝鮮との連合軍と戦い、文禄は講和、慶長は秀吉の死去をもって中止となりました。

この戦いは、16世紀最大の国際戦争であり、当時の大国・明国を相手に、小国(のように思われていた)日本の立場を、戦による勝利によって一気に押し上げました。

徳川幕府史観や戦後の朝鮮半島の人からは余り良く言われない豊臣秀吉ですが、当時の明国は、新たに勃興してきたヌルハチ(清朝初代皇帝)との戦いにより財政は窮乏していたので継戦能力は既に事欠く状態でした。

もし、豊臣秀吉が長生きしていたら、明軍を打ち破り、朝鮮半島を占領する事態もあったわけです。

また、李王朝の圧政に苦しめられていた朝鮮の人民は日本軍の侵攻を解放軍の到来と捉えていたという見方もあり、日本の一方的な侵略だと言えないものがあることは明記しておきたいと思います。

ここでの教訓は、「歴史は勝者によって書かれる」ということです。織豊時代の後にできた徳川幕府の歴史観によって豊臣政権は良くない戦をしたように記されています。

それを私たちは事実として捉えていますが、真実はどこか違うところに隠されているように思えてなりません。

史実を受け売りで見聞きするのではなく、一度か二度は裏読みして、自らの地頭で考え、答えを出す作業が大事だと思います。

次回は、19世紀から20世紀にかけての朝鮮半島の情勢を振り返り、歴史の教訓を紐解いて参ります。

(つづく)

 

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