一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

バタフライ効果とトンボ帰り

2005-07-15 | あきなひ
カオス理論のたとえ話で、南米(ホンジュラスだったかグァテマラだったか忘れましたが)の蝶の羽ばたきが地球規模の大気の大きな変動をもたらすという「バタフライ効果」というのがあります。

変数の関係がXを2倍にするとYも2倍になるという関係でなく、方程式に変数同士の掛け算が入っていたり、べき乗がはいっていたりするようなシステムは長期的な予想が困難になります。
こういうシステムについて論じたのがカオス理論です(確か「非線形動学」とも言うようです)
また、このようなシステムは、初期条件の小さな差がしばらく経つととても大きな差になって現れるという特徴があります。それが上の「バタフライ効果」です。
※素人のうろ覚えなので、正確さは保証の限りではありません。


「バタフライ効果」は仕事でも似たようなことがあって、ちょっと対応を間違えたり、問題を先送りにしたままにしておくと、しばらくしてとんでもないトラブルになることがあります。
俗に「ボタンの掛け違い」などとも言いますが、結果はボタンの穴1個分のずれですまないことのほうが多いですね。


また、カオス理論では「フラクタル」という概念があります。
上のような複雑なシステムは、その一部を詳細に見ても同じ特徴をもった複雑性が現れる、という特徴です。
たとえば海岸線のギザギザは大きな縮尺で見ても、小さな縮尺で見ても同じ形をしているとかそう言うものです。
※フラクタルの例(図形を拡大すると同じ図形が出てくる)についてはこちらをご参考に。


これは仕事で言うと「マズいパターン」とか「危ない展開」というやつですね。


で、えらくもったいぶった前振りでした(w)が、今日は、収束したと思ったトラブルが再燃しそうな兆候があり(フラクタル)、このまま対応が後手に回るとおおごとになりそう(バタフライ効果)だったので、急遽対応を打ち合わせるために大阪へ。


でも、18:00から東京で既に予定がはいっていたので、夕方にはとんぼ返り、というあわただしい一日でした。

17:46東京駅着でギリギリ間に合うかどうかというところだったのですが、幸い2本前の新幹線に乗れた(新幹線の指定券自動販売機は出発5分前まで買えるので助かります)ので17:30に東京駅。そこからタクシーでお店に。

お世話になった若手の弁護士先生がアメリカに留学にいくので内輪での壮行会。
アメリカでは食べられないものを、ということで某焼肉店の社長を煽って、とっておきの肩ロースなどをブロックから切って焼いてもらいました。

口の中でとろける脂身の食感が最高。
年中食べたら身体に悪いでしょうが、たまに食べると絶品です。
※最近とみに予約が取りにくくなっているので、店名は内緒です・・・

丁度昨日今日の日経の囲み記事にあった「沸騰 法務ビジネス」などをネタに盛り上がりました。



ということで、今日も飲みすぎ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする