一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

謙譲の悪徳

2005-11-08 | よしなしごと
"Why we stopped sharing a bowl of ice cream"


酒飲みで言うと

「まあまあもう一杯」(と徳利を差し出す)
「あ、どうもすいません、じゃご返杯」(と徳利を取ろうとする)
「いやいや、私は手酌で結構」
という酒飲みの行動は、

実は徳利を相手に渡したくないというのが大きい動機だったのでは、と思い至りました。
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理解不能

2005-11-08 | 余計なひとこと

記者逮捕 苦情500件、「内憂」NHK改革 会長謝罪、自ら処分
(2005年11月 7日 (月) 02:51 産経新聞)

NHKの橋本元一会長ら役員三人は六日午後、放火未遂容疑で大津放送局記者の笠松裕史容疑者(24)が逮捕されたことを受けて記者会見し、「おわびを見える形で表したい」として橋本会長が30%三カ月、永井多恵子副会長ら役員三人が10%三カ月とする
役員報酬の自主返上を明らかにした。

橋本会長は冒頭、「申し開きのできない事件を起こしたことを心からおわび申し上げます」と陳謝する一方、事件の要因については「基本的に記者に起因すると考えている」と述べ、NHKの組織や体質が原因ではないとの認識を示した。

五月十五日に民家が全焼した放火で笠松容疑者が大津署から事情聴取されたあと、大津放送局幹部が本人から話を聞きながら、六月五日の放火未遂を食い止められなかったことについては「事情聴取の日は『やっていない』と話した。翌日から体調不良の治療に専念することになり、入院中も面会はしたが、事件関係に触れないという条件だった」(同)と説明した。

僕は業務に関係のない従業員個人の非行に対して勤務先が謝罪する理由が全く理解できない。それが普通に報道されているということは僕の感覚がずれているのかな、と多少不安になっている。

「事件の要因は記者に起因する」のであればなおのこと謝罪する理由が内容に思うのだが。

それに、事情聴取中の放火未遂についても、「推定無罪」が大原則なのだから、勤務先であるNHKの責任ではないと思う。

これを謝罪するということは、逆に他人に対しては責任追及する、ということだと考えると、更に心配になってしまう。

今後NHKは個人犯罪行為は勤務先(所属団体)が連帯して責任を追うべきで、また、警察に事情聴取をされた人間は有罪が推定されるので、行動を監視すべきというスタンスで報道するのだろうか。

NHKにはこの日も電話などで苦情が相次ぎ、鈍化しつつあった受信料不払いの増加が再び勢いづく可能性をうかがわせた。

これも、言いがかりの苦情は受け付けない、と毅然とした対応を取らない限り「強きを助け弱きをくじく」受信料徴収システムは変わらないと思われ続けるだけだと思う。


それとも、僕の感覚はずれているのだろうか・・・

コメント (1)
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