一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

国立追悼施設を「考える」のはいいんじゃないでしょうか

2005-11-09 | よしなしごと
自公民約130人で「国立追悼施設を考える会」が発足
(2005年11月 9日 (水) 21:17 朝日新聞)

さっきニュースを見ていたら、遺族会を中心に反対派の集会というのも開かれたようです。
TVでは「韓国の言いなりに追悼施設を作るのはおかしい」という主張もされていたようです。

僕自身はあまり「誰の言いなり」というのは、精神的に迎合してなければ気にする必要はないし、意地になる必要もないと思うのと、「ではなぜ靖国神社でなければならないか」というところが今ひとつ納得していないので、国立追悼施設を考えるのはいいことじゃないかと思っています。

外交問題と、政教分離の問題と、戦没者追悼の国民感情の問題(あと、政局の問題も)を上手く分けて議論できるといいと思います。
コメント (2)
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小枝を森に隠す弊害

2005-11-09 | あきなひ

入園者数、初の2年連続減少 東京ディズニーリゾート
(2005年11月 8日 (火) 21:07 朝日新聞)

千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートの05年度の入園者数(05年4月~06年3月、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの合計、ホテル、商業施設は除く)が5月時点の予想を50万人下回って04年度比0.1%減の2500万人と、2年連続で減少する見通しとなった。運営するオリエンタルランドが8日発表した。実際に2年連続の減少となると83年の開業以来初めて。今年は、夏休み期間を中心に愛知万博の影響が大きかったためという。

愛知万博の経済効果は7兆7151億円
(2005年11月 9日 (水) 20:04 読売新聞)

という後追い報道もあり、この夏は結局愛知万博の一人勝ちだったんだな~、と何となく納得してしまいそうですが、よく見ると「2年連続で減少」というところの説明がありません。

IR的には業績不振をもっともらしい外部要因のせいにしてしまうというのは常套手段でしょうが、会社としては構造的な要因があるのではないかとけっこう真剣に受け止めているんじゃないでしょうか。

シー開園5周年となる06年度は、記念イベントや新アトラクションの導入で集客力向上をめざす。

でも、対策に具体性がないところを見ると、けっこう悩んでいるのかもしれませんね。


オリエンタルランドはそうではないでしょうが、

取り繕うためのうまい説明が妙に説得力をもってしまうと、言った本人(組織全体)までがそれを信じてしまって、抜本的対策が遅れる、

ということがままあります。

ちょっとそれを連想したのでメモ的に書いてみました。

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