一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

EXILEで考える執行役員制度

2010-01-15 | あきなひ
と、タイトルにはかいたのですが、僕はEXILEについてはほとんど知りません。
年末レコ大を見ていてEXILEの人数が総勢14人だと初めて知ったり、新年も甥っ子にアクセントがおかしい(英語風にEにアクセントを置くのでなく「ザ」に置くのが正しいらしい)などと指摘された程度です。

一方、昨年12月7日号の日経ビジネスに「執行役員はつらいよ」という記事があって、権限と責任が明確でないまま執行役員制度を導入した結果新たな「高級中間管理職」を生んだだけで意思決定の迅速化・効率化につながらず、見直す企業も多いというようなことが書いてありました。
取締役も社内出身者がほとんどを占める会社が多い中で、取締役の前の出世階段のワンステップとして使っているとそうなるのかもしれません。

結局、自分は歌わずに、同じ振り付けで周りと一緒に踊る人が増えるだけ、というのが、14人いて歌うのが2人だけというEXILEと同じだな、とテレビを見ながらふと思いました。

EXILEはダンスチームが魅力だから一緒にするな、という批判も来そうですが、日本企業も「周りときっちりと振りを揃えて(突出しないように)きれいに踊るのが重要」という文化があるとすれば、EXILEはその意味でも日本を代表するグループと言えるのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする