明日15日は昭和7年のこの日、五・一五事件が起きて犬養毅首相が暗殺されました。
なぜ起きたかと言えばこの前の年に満州事変が起きたのに注目。
満州事変は中国の他の地域に比べ安定し発展していた満州に、蒋介石の北伐による内戦と共産主義勢力が満州を脅かすのを日本が防ごうとしたことで起きました。
五・一五事件の背景には安定していた満州に脅威が迫ったという危機があるわけですが、当時の政治はそれに迅速に対応できず体制も追いつけなかった。
それに危機感をもった国家改造運動や青年将校が決起した。
天皇機関説問題などそれまで殆ど関心を持たれなかった憲法イコール国家体制にも敏感になった。
それから日本は大東亜戦争に敗れて満州から引き揚げますが、その後満州を支配しているのは中共。
日本の合邦だった朝鮮にも今は南北の反日敵対政権があります。
満州を中国と共産主義が脅かしたので起きたのが満州事変ですが、現在はその満州も朝鮮も反日国の支配下となっている。
そして中共と朝鮮は日本に敵対している。
満州事変から五・一五事件の頃はまだ満州・朝鮮がありましたが、今の日本にとっては中共・朝鮮と直接に対峙し、もうあとがない状態になっています。
大げさに言えば当時より危機的。
そこで安倍さんが集団的自衛権や憲法改正を言っていますが、危機に対してまだまだじれったい。
じれったいと思った熱い人たちが決起したのが五・一五や二・二六ですが、現在もあまり悠長にやっているとこういう気が短い人たちが出てくるかもしれない。
サテどうなるか。