待ちかねていた水着が届きました。
合うサイズを、インターネットであれこれあんまり見すぎて
どれを注文したのか忘れていました。
ああ、これだったのね。
早速、イソイソ試着です。
えっ、ええ~~!!
ち、小さい。
タグを見れば確かに注文したサイズです。
この締め付け。
水に入ったら少しは楽になるかしら。
過去の苦い思い出がよみがえりました。
昔、そう、かなり昔のことです。
結婚して間もない頃、飲み会があり2次会、3次会とこなし最後はカラオケへ。
お開きになった時は12時をすぎていて、それでも優しい夫は車で迎えに来てくれました。
家に帰って鼻歌もので指輪をはずそうとして……。えっ!
クリームをつけても石鹸を塗っても抜けません。
見る見るうちに薬指は紫色になり、触ると冷たい。
壊死するのか。
大急ぎで寝ている夫を起こし、確か消防署が抜けない指輪を切ってくれたはず。
急ぎ消防署へ。
指の腹にあたる部分に2か所、専用のハサミを入れて切ってくれました。
署員のおじさんが「奥さん、今度はお宅から近い久○田署へ行くといいですよ。」とのこと。
帰路の道々、「今度から指輪を買うときは、足の親指へ入るサイズにせえよ!」
と怒られながら家に着くとすっかり朝になっていました。
あの時の指輪です。
指輪と切った部分を持って行って、18金を足してサイズ直しをしてもらいました。
遠い、苦いなつかしい思い出です。