昨日の続きにおつきあいください。
ベリーダンスの舞台から降りてきた本日の大スターの妻のところへ、同ツアーの、色の白い眉毛の濃い
さわやかな青年が来て「ご主人を撮影しました。お送りしますので、あとで住所を教えてください」と言います。
この青年は、我々が持っているデジカメとは、明らかに違うカメラを持ち、最初から素人とは違う角度で撮っています 写真が好きなのね 写真展へ出すのかな?と勝手に思っていました。
添乗員のKさんに聞くと「えっ、ご存じないですか?」と不思議そうな顔です。
中央から離れた田舎に住み、写真は自動ピント合わせ、自動手振れ防止装置付き、といたれりつくせりのデジカメしか使ったことがないのです。
昨年まで勤務していた会社の同僚 Gさんもいいカメラを持ち、いつも連なったフィルムを、透かして見たり、専門誌を読んでいたなあ。
それと、友人の○田さんは『2011日本の祭り 写真コンテスト 腕自慢部門』で見事にグランプリを取り、自分へのご褒美に
賞金数十万円に、更に何十万円かを足して、 カメラ(レンズだったか) を買ったため、奥さまのご機嫌を損ねたとか。
このようにアマチュアカメラマンは何人かは居ても、地方では、プロカメラマンが身近に居ないため、ちっとも知らなかったのです。
彼は「私のことは しみずとおるで検索してもらえれば、上の方に出てます」とさわやかに言い、成田で別れました。
家に帰りつき検索してみると、世界中を駆け巡り活躍している、プロカメラマンだと知りました。
数日後、彼からDVDが届き、見てみると主人の迷ダンスの模様、昨日UPしましたが、お姉さんが後ろへまわり、主人の腹を出そうと衣類を引っ張っている
それを本人はいやがり(後で聞くと、ズボンを脱がされるのでは?と思ったそうです)手を持っていくので、手はここと横に広げられている。
また、足を出そうとお姉さんが、主人の足元にひざまづき、Gパンをまくり上げると、ヒートテックのズボン下があらわれ、会場大爆笑になった模様、等々、臨場感たっぷりによみがえります。
律儀な彼らしく、DVDの操作方法、また、手書きの手紙も添えられており、撮った写真をポストカードにして、折れないように厚紙を添えて送ってくれたのです。
後日、彼のブログにUPされた写真を見ると、私とは、同日、同時刻、同じ場所で撮ったとは思えないほどの素晴らしさです。当たり前ですが‥‥。
8枚送ってくれたポストカードのうち、6枚をUPさせていただきました。
特に好きなのは、最後の白黒写真です。中央にモスクの塔がそびえ、海上にはカモメが飛んでいる。こういった一瞬を切り取るんですね。
もっと年を取り、旅行にも行けなくなったとき、こんなこともあったなと、なつかしく、動画とポストカードをながめることでしょう。
プロカメラマン、清水徹さん、ありがとうございました。
これからのご活躍を、遠い田舎から応援しています。たびたび、ブログをUPしてくださいね。
ここにも 青のお姉さんの、色っぽい写真が残っていました。
最後の写真は トルコ第5の都市コンヤのリクソスホテルで、メヴラーナという、神と一体になる宗教の踊りです。
くるくる回る旋舞で、衣装のスカートの部分が、きれいに丸く開き、踊り子は、恍惚の表情をしていました。
文章力がないため、つい長くなります。おつきあいいただき、ありがとうございました。