そーた。
2012-11-14 | 日記
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寒くなったので押し入れから そーた を出してみました。
全国区では ちゃんちゃんこ と言います。
田舎育ちの私は 子供のころから そーたを着て育ちました。
母やおばあちゃんが縫って 各自1枚は持っており 冬の防寒着の1つでした。
家で縫ったものは真綿を入れてあり 子供には少し重かった記憶があります。
今では手芸店の店先で売られており 中綿がポリエステルのためとても軽いのです。
右が夫 左の身幅の広い方が妻用です。
汚れたら洗濯機でまわします。
3年着るとさすがにくたびれました。
「 老夫婦が そーたでゴミ拾いをすると 憐れげで見ておれん
山へは着て行かんように! 」
と娘には言われております。
そんな忠告はどこふく風 今朝もそーたは活躍しました。
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山の神は 栗が終わると椎の実を授けてくれます。
実をかじりながら 山をくだるのが楽しみになりました。