くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

田舎の選挙。

2012-11-22 | 日記

         蝉しぐれ兵部の墓に触れてみる


              衆議院議員総選挙が 12月16日 に執行されることになりました。

            選挙の予定があると 市の選挙管理委員会から 母の家の門先に

            ポスター掲示板の 設置依頼文が送られてくるようになりました。

            母が住んでいたころは 直接おうかがいがあったものの 今は空き家になっているため

            娘である我が家に届きます。

            これに OKのハンコを押し 送り返します。

            投票が済むと お礼です と郵便で図書券が送られてきます。

            数年前まで 選挙会場は 母の家の 農機具置き場が使用されました。

            選挙立会人は 地元農家のおじさんやおばさん 数名が澄まして座っており

            母も その中の一人でした。

            市役所の職員も 地元出身者が来ており 次々に選挙に訪れる人々は 皆顔見知りで

           「 おまさんくの ○○ちゃんは はや嫁に行く歳になったかのう 」

            「 今年は ばったり 芋の値がせざったよ 」

            と会話が交わされ 和気あいあいの雰囲気です。

            選びたい人がいなくても 母のニラミで 必ず投票しなければならず

            田舎の選挙は 投票率はほぼ100%であったと思われます。

            やがて となり村の公民館が建ち 選挙会場は こちらに移りました。

            選挙立会人の 母のお弁当を作って お昼前に届けかたがた

            となり村までの投票となりました。

            ポスター掲示板は 市議会議員選挙のときは 20名以上の顔がならび

            とてもにぎやかになりました。

            この 設置依頼文が届くと 掲示板を設置しやすいようにと 夫は

           まわりの草を刈るようになり 選挙立会人の 母のいない選挙会場へは行かず

           市役所へ行き 不在者投票をするようになりました。
 


                     

              朝の散歩は ビワの花が咲いている場所を通ります。

           今 満開の花は 実が熟すころは もう初夏になっており

           ずいぶん 永らく温めるものだ  と感心します。
         

        

            
コメント (8)
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