くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

山脇元園長やすらかに。

2016-12-04 | 日記

もう5-6日前になりましたが 高知新聞朝刊を見て ああっ   と声が出ました。

9月から行方不明になっていた 高知県立牧野植物園元園長の山脇哲臣氏が
街中の側溝で白骨化遺体となって見つかり 身につけていたウエストポーチに
入った健康保険証から 本人と確認されたとの記事です。

  

哲臣氏が行方不明になり 捜していることは 報道で知っていました。

不明になって2ヵ月経過し 98歳という高齢でもあり 無事家に帰ることを
県民の皆が祈っていましたが それはかないませんでした。

高知港近くの深さ85㎝の側溝に落ち そのまま2ヵ月もの間 発見されずに
いたことは ご遺族にとっては たまらなくつらいことと思います。

3日前の高知新聞朝刊には 赴任当時5千㎡だった牧野植物園を 山脇氏が勤務
した20年間に 敷地面積を3万3千㎡にまで広げ   世界に通用する植物園をが口癖
であった山脇園長と 苦労を共にしてきた 元部下の話も載っていました。

役人らしくない親しみやすい人柄で   氏が行方不明になって2ヵ月の間に数十人の
有志で 牧野植物園周辺の山狩りもしたと聞きました。

 

牧野植物園へ行ってみました。 温室へ続く回廊はツワブキが満開でした。

 
  

31番札所 竹林寺五重塔周辺は 紅葉の時期カメラマンで賑わいますが
今年は 燃えるような冴えた赤にはなっていません。

 
  

県立牧野植物園は牧野富太郎博士の意を酌み 山脇元園長たちの尽力により
県民の憩いの場所となった今    これからも    変わらぬ姿でいてほしいです。

山脇元園長 どうぞ安らかにお眠りください ご冥福をお祈りします。



コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする