くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

〇くんの記事。

2018-02-04 | 日記

お母さん 〇くんの記事が出ちゅう 見て見てと    夕刊を手に
夫の声が弾みます。

記事はセンバツの21世紀枠に    もしや選ばれるかもと期待した
A高校が落選し 落胆する監督やナインにあてた 激励文です。

記事の終わりに 記者の名がフルネームで記載され 間違いなく
彼の書いた記事で 〇くんが長期に渡り取材した A高野球部の
監督とナインの心の内も 行間から伝わってきます。

〇くんは大学を卒業後 若干名しか採用がない 地元の新聞社へ
大勢の応募者の中から みごと合格した 優秀な学生でした。

彼と息子は県外の中高で学び   学校でも寮でも   24時間いっしょの
6年間は 互いの長所も短所も知り尽くした仲と   息子は言います。

母親同士も仲良くなり 20年ほど前には二人で 海外旅もしました。

郷里に戻って欲しい 親の祈りが通じたものか それぞれの息子は
幸いにも地元に職を得て 嫁をもらい父になり それぞれの母親は
ばあさんになりました。

〇くんの記事を見つけると わが子の快挙のように喜ぶ夫は
新入の頃と比べたら 文章が上手になった 腕を上げたねぇ

とは失礼ですよお父さん 〇くんは今や 記名記事を任される記者に
なりましたよ 彼のご両親は入社以来ずうっと 息子の書いた全ての
記事を スクラップしていますよ。
 

2本買った海苔巻きは 神棚にお供えするため切りましたが 切ったら
ご利益はもらえんかなぁ。。。



コメント (17)
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