褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 デッド・マン(1995) ジム・ジャームッシュの異色西部劇

2008年10月28日 | 映画(た行)
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 タイトルのデッド・マンと言う題名だけれど、当然死んだ男の話かと思ったけれど・・・ちょっと、デッド・マンの意味が良くわからなかった
 監督はジム・ジャームッシュ(画像下)最近だけれど、ゴースト・ドッグ(ブログに掲載)という武士道精神を描いた作品を観たけれど、ちょっと変ったアクション映画西洋人の人が描いた武士道精神だけれど・・・観る人によって意見が分かれるかな?


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 さて、デッド・マンの内容だけれど会計士のウィリアム・ブレイクジョニー・デップが、西部の町マシーニの鉄工所ディッキソンへ就職するために行くが、ディッキソンの社長(ロバート・ミッチェッムから銃で追い出される
 その晩娼婦を助け、その娼婦の部屋で寝る事になるが、娼婦の元恋人チャーリー(ガブリエル・バーン)が、部屋に入って来た
 チャーリー(バーン)が撃った弾を娼婦が身代わりとなり死んでしまうそして、ブレイク(デップ)は拳銃を使った事が無いが、娼婦の拳銃をヤケクソで撃ったら、何発目かに命中して、チャーリー(バーン)は死亡しかし、ブレイク(デップ)も心臓の横に銃弾を撃ち抜かれ、その場をノーボディと言う名前のインディアン(ゲイリー・ファーマー(画像下))に助けられる


 しかし、チャーリー(バーン)はディッキソン社長(ミッチェッム)の息子であり、3人の有名な殺し屋を呼んで、ブレイク(デップ)を追わせる
 そして、公にもブレイクの似顔絵を張り出して賞金を出していた
 一方ノーボディ(ファーマー)はイギリスに留学した事があり文学を学んでいた事があった彼はウィリアム・ブレイクと言う名前を聞いて、ブレイク(デップ)を有名な詩人と勘違いして、不思議な逃避行を続ける
 しかし、瀕死の重傷を負っているブレイク(デップ)の意識は段々遠のいていくが、反対に銃の腕は一流になっていき、本当は濡れ衣を着せられていたのが、公に自分を追っていた白人を見事な銃捌きで殺してしまう



 一方殺し屋の3人組は仲間割れ1人で殺し屋(ランス・ヘンリクセン)はウィリアム・ブレイク(デップ)を追う
 そして、更なる幻想的な逃避行を一度は別れたノーボディ(ファーマー)と再びする事になるが・・・更なる幻想的なシーンが
 いつの間に、ウィリアム・ブレイク(デップ)はデッド・マンになってしまったのかななんか、非常に映像も幻想的だし編集の細かさも幻想的な感じになっているのに、一役買っているね
 しかし、この映画も評判は分かれるだろうね僕はあんまり好きなタイプの映画ではないけれど、ジム・ジャームッシュは才能があるのは確かだろう多分映画評論家は大絶賛するのかな
 ジョニー・デップのファンの人なら楽しめるかもしれないけれど・・・
 でも、ウィリアム・ブレイクという詩人は本当に存在したみたいだねもしかしたら、ウィリアム・ブレイクという人の事をよく知っている人だったら、面白いのかもしれないね

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映画 栄光への脱出(1960) イスラエル建国を描く力作

2008年10月28日 | 映画(あ行)
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 現在世界で、自分の国家を持たない民族がある例えばPLOという、パレスチナ問題によって、アラブ諸国をさまよう自分の国を持たない民族がある
 そして、今回紹介する映画はイスラエルという国家(ユダヤ人の国家)が建国されるまでのストーリーです

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 内容は1947年第二次世界大戦が終わって間もない頃、アメリカ人女性のキティ(エヴァ・マリー・セイント)が、カメラマンである夫が死んだ場所であるキプロス諸島を、訪れる当時キプロス諸島ははイギリスの自治区になっていた
 そこでキティ(セイント)が、見たのは大量のユダヤ人の居る収容所であった当時イギリスは、アラブ人とユダヤ人の抗争が激化するのを恐れ、当時イギリスの自治区であったイスラエルにユダヤ人を帰らす事を恐れていた
 その中でキティ(セイント)は看護婦として働くことになるが、ユダヤ人の15歳の少女カレン(ジル・ハワース)がいるが、彼女はカレン(ハワース)を養女として、一緒にアメリカへ連れて行こうとしていたしかし、カレン(ハワース)にはユダヤ人少年で17歳のドヴ(サル・ミネオ)がいたそして、カレン(ハワード)には、パレスチナへ行かないといけない理由があった父が、死んでいるかもしれないが恐らくパレスチナに居るはずだと思っていた
 ある日、キプロス諸島へ元英軍将校であるアリ(ポール・ニューマン)が、極秘任務を携えてやって来た目的はユダヤ人全員をキプロス諸島からパレスチナへ逃がす事
 アリ(ニューマン)は英軍の軍人達を騙してユダヤ人達を逃がそうと船に乗り込むが、イギリス軍が彼等の船を出航させないようにしたしかし、この件に対して、国際非難を浴びたイギリス軍は、仕方なくユダヤ人たちが乗り込んだ船をパレスチナへ出航する事を認めた
 アリ(ニューマン)の父バラク(リー・J・コッブ)は、アラブに対して穏健派しかも、青少年を集めて青年の村を作っていた
 一方バラク(コッブ)の弟であるアキバはアラブに対して過激派であり、地下組織イルグンの指導者であった
 そして、カレン(ハワース)はバラク(コッブ)の青年の村へ、一方ドヴ(ミネオ)はアキバの地下組織イルグンのメンバーになって、お互いわかれてしまう
 一方、エルサレムのホテルで再び出会ったアリ(ニューマン)とキティ(セイント)は愛し合うのに時間は掛からなかった

 そして、アリ(ニューマン)は父のバラック(コッブ)の青年の村へキティ(セイント)を連れて行くそこで再び出会ったキティ(セイント)とカレン(ハワース)アリ(ニューマン)も幼馴染のアラビア人のハタと出会った
 一方イルグンによるイギリスに対するテロが行われたしかし、イギリス軍によりアキバは逮捕され死を待つ身となってしまったそのとき、アキバの兄にあたるアリの父、バラク(コッブ)とアリ(ニューマン)は、アキバの元に向かうバラク(コッブ)とアキバの兄弟はアラブに対する考え方の違いから、疎遠になっていたが久しぶりの再会に涙をお互いに流す
 その場所に居たアリ(ニューマン)は、ユダヤ人が団結する必要があるのを感じるアリ(ニューマン)とイルグンは手を組み、アキバを刑務所から脱出させるが、逃げる途中でアキバは撃たれアリ(ニューマン)の手の中で死ぬ
 そして、国連の発表により、パレスチナ地区は分割しイスラエル共和国(ユダヤ人の国)が誕生し、アリ(ニューマン)達の願いは叶う
 しかし、イギリス軍がパレスチナを去るということは、アリ(ニューマン)の幼馴染だあったアラビア人のハタとの別れを意味し、大きな意味では現在にも至るアラブ諸国家イスラエルという図式が更に進んでしまう結果にもなってしまったのである
 
 このようにイスラエル共和国が建国されたが、そのことにより国を亡くしたPLOというアラブ人の国を亡くしてしまった民族もいるしかし、実は歴史をさかのぼると名作映画の十戒に見られるように、元々はエジプトで虐げられたユダヤ人がモーゼをリーダーとして、エジプトを脱出して(映画十戒では、海が左右に分かれるシーンが有名)イスラエルを建国したのが、始まりだから、ユダヤ人にとってはイスラエル建国は、元々のイスラエルの有った地域を取り返したという考え方も出来るだろう
 今ではアラブの盟主を自認していたイラクサダム・フセインがいないが、イスラエルでは絶えずアラブ人からの自爆テロが絶えないのが現実
 ラストシーンでアリ(ポール・ニューマン)が、語る台詞ユダヤ人とアラブ人が仲良くやっていける時代が、必ずやって来ることを信じている言うシーンがあるが、1960年に制作された時点では、この言葉は世界中にどう思われたかわからないが、今となってはただ虚しいだけの台詞になってしまった

 監督はオットー・プレミンジャーだが、ロバート・ミッチェムマリリン・モンローが、共演した帰らざる河が、僕の中では印象に残っている
 僕の1番好きな俳優であったポール・ニューマンが死んだ後に、初めて彼の作品をみたのが、この栄光への脱出になるのかな
 ちなみにポール・ニューマンはユダヤ系アメリカ人彼自身この映画に対する想いが、相当あったと思うこの映画でユダヤ人の哀しみが描かれているが、またユダヤ人の希望も描かれている
 ちなみにスティーブン・スピルバーグもユダヤ系アメリカ人彼がシンドラーのリストで、オスカー・シンドラーと言うナチスの党員でありながら、ユダヤ人を逃げさせた人物を描き、そしてミュンヘンでは、イスラエルの諜報機関であるモサドを描いたのも、単なる偶然ではなくユダヤ人の血を持つ彼の想いが、彼をこのような社会派作品を監督したのもわかる気がする

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