褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ゴースト・ドッグ(1999) 西洋人に武士道がわかるのかな?

2008年10月26日 | 映画(か行)
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 僕がまだ学生だった頃、ジム・ジャームッシュという監督の作品に面白さを感じていた事があった
 特に彼の監督作品で、ストレンジャー・ザン・パラダイスダウン・バイ・ローナイト・オン・ザ・プラネットと見たけれど、特にお勧めはダウン・バイ・ローだね

ダウン・バイ・ロー

JVCエンタテインメント

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 この監督も独特の感性を持っていて、嫌いな人と好きな人が分かれるだろうね今回のゴースト・ドッグは、たまたまアクション系のDVDコーナーを見てたら、ジム・ジャームッシュ監督作品を見つけたから、レンタルした
 先に述べた3作品から、ジム・ジャームッシュが、アクション映画を撮るとは、どんな映画か想像出来なかったけれど、やはり彼らしい映画・・・チョッと変ってるアクション映画になっています
ゴースト・ドッグ

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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 ゴースト・ドッグというタイトルは主人公の黒人の殺し屋(フォレスト・ウィテカー(画像下)ラストキング・オブ・スコットランドでアカデミー主演男優賞受賞)の通称から取られています

 映画は日本の武士道精神を書いている本である葉隠をモットーにしているゴースト・ドッグ(ウィテカー)の一匹狼である殺し屋を描いている
 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)だが、昔イタリア系のマフィアであるルーイ(ジョン・トーメイ)にリンチに遭っているところを、助けてもらった事がある
 彼はルーイ(トーメイ)から伝書鳩を使って、ルーイ(トーメイ)の指示に従い、その結果をまた伝書鳩を使ってルーイ(トーメイ)に報告している
 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)は、マンションの屋上に部屋を作って、伝書鳩を唯一の友にしているそして、読書が大好き今は日本の武士道の精神を書いてある葉隠を愛読書にしている
 この葉隠の中に武士道とは自分の主君の言う事を聞かないといけないというようなニュアンスの教えを説いているが、ゴースト・ドッグ(ウィテカー)にとって、命を助けられたルーイ(トーメイ)を自分の主君のつもりでいる
 伝書鳩がゴースト・ドッグ(ウィテカー)の所に来たもちろんルーイ(トーメイ)からの指令だ
 ルーイ(トーメイ)からの指令はルーイ(トーメイ)のボスであるヴァーゴ(ヘンリー・シルヴァ)の愛娘のルイーズ(トリシア・ベッセイ)に手を出した男を殺せという指令だった
 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)は、指令どおりにその男を殺すが、そこにはヴァーゴ(シルヴァ)の愛娘ルイーズ(ベッセイ)がいたが、彼女から羅生門の本を渡される彼女はそのままにし、家に帰るゴースト・ドッグ(ウィテカー)だが、この時に消音銃で彼は殺すのだが、銃の仕舞い方が日本の侍のヒーローが刀を収めるように、銃を仕舞う思わず突っ込んでしまったね刀の収めかたまで、葉隠に説明してあるのかちょっと、銃の仕舞い方は日本人が見たら笑ってしまうね
 しかし、翌日ルーイ(トーメイ)は、ボスのヴァーゴ(シルヴァ)に隠れ家に呼び出されるゴースト・ドッグ(ウィテカー)が殺した男はボスのヴァーゴ(シルヴァ)の部下であり、彼はルーイ(トーメイ)にゴースト・ドッグ(ウィテカー)を殺せと命じられる
 一方、ゴースト・ドッグ(ウィテカー)はベンチに座ってアイスクリームを食べているそのアイスクリームを売っているのは、不法滞在しているフランス人で、なぜかお互い喋っている言葉はわからないが、仲が良いそこへ読書好きの黒人の女の子がやって来た

 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)は羅生門を彼女に渡し、また今度出会った時に感想を聞かしてくれと彼は去っていく
 彼は屋上の家に帰ると、伝書鳩は皆殺し、そして住んでいる部屋も目茶苦茶になっていた
 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)は、マフィアのヴァーゴ(シルヴァ)から、命を狙われている事を知り、ゴースト・ドッグ(ウィテカー)は、逆にヴァーゴ(シルヴァ)の移動した隠れ家に向かって、彼等を殺すが・・・
 ゴースト・ドッグ(ウィテカー)の武士道精神の見事(?)さを、映画を観てください
 特別派手なアクションシーンがあるわけではないし、ゴースト・ドッグは日々の鍛錬に日本刀でしているので、どこかで日本刀で対決するシーンがあるのかと思ったけれど、無かった
 それにしても葉隠という書物は現代の日本人の忘れている物を思い出させるね・・・いや!やはり今の時代に武士道精神を説かれても、もはや時代遅れだねまさか、それを西洋人が日本の武士道に目覚めたら西洋人も日本人も切腹させられる人で一杯だね
 でも、流石はちょっとした場面で笑わすジム・ジャームッシュ流の演出は健在だ久しぶりにジム・ジャームッシュ監督作品を見たけれど、僕はそれほど面白かったわけでは無いけれど、日本人は観た方が良いのかなでも、先に述べた上記3作品を観てからこの作品を観てね

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