褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 ブラッド・ダイヤモンド(2006) 僕もダイヤモンドが欲しいね!しかしダイヤモンドの現実は?

2008年10月02日 | 映画(は行)
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 アメリカ映画でよく出てくるのは麻薬を問題にしたテーマが多いヨーロッパ各地から大量の麻薬がアメリカ合衆国に流れるのを、必死で止めようと刑事達が奮闘する映画だまた、日常での麻薬問題を取り上げる作品も多いね
 しかし、今回のアメリカ映画ではダイヤモンドにおける問題を取り上げている僕の中ではダイヤモンドは、良いイメージしかないねロマンティックだし、高級だし、綺麗だしダイヤモンドが欲しいね
 しかし、今回紹介する映画のブラッド・ダイヤモンドだが、実はダイヤモンドにおけるダイヤモンドの不法取引の問題が絡んだテーマを描いた衝撃的問題作と言えるだろう
ブラッド・ダイヤモンド

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 監督は、きのうの夜は・・・(この頃のデミ・ムーアは可愛かった)グローリー、そして最近では、トム・クルーズ主演ラスト・サムライなど、今や社会派的な骨太な映画を作るエドワード・ズウィック
 冒頭シーンはアフリカのシエラレオネ共和国(こんな国を、知っている人はいるのかな)実はこの国は内戦状態が続いている国で、漁師として働いているソロモン(ジャイモン・フンスーの住んでいる村が、反政府軍のRUFにより、襲撃されソロモン(フンスー)はRUFに捕まり、強制労働としてダイヤモンドの採掘をさせられる。ソロモン(フンスー)の家族はバラバラになってしまうが、妻と娘はギニアの難民キャンプに逃げる(後にソロモンは知ることになるが、この時は家族がどうなったかわからない)、そしてまだ小さな息子は、RUFに捕まって少年兵(こんな存在があることに驚きだ)として、訓練を受けていた

 そして、ソロモン(フンスー)は、ダイヤモンド採掘中にピンク色のダイヤモンド(ピンク色のしたダイヤはかなり価値が高いようだ)を見つけて、それを隠そうとするがRUFのポイゾン大尉に見つかってしまうが、ちょうどその時に政府軍の攻撃により、ソロモン(フンスー)とポイゾン大尉達は、刑務所に連れて行かれる

 一方、ローデシア(現・ジンバブエ)出身の傭兵であるアーチャー(レオナルド・ディカプリオ・・・彼が白人アフリカ人の役はミスキャストだね!どう考えてもアメリカ人にしか観ていて思えなかった)は、RUFに武器を調達する代わりに、ダイヤモンドを受け取り、隣国のリベリア(ACミランで活躍した元サッカー選手のジョルジ・ウェアが有名だね)に密輸していたが、ある日密輸がバレてしまいアーチャー(ディカプリオ)もソロモン(フンスー)やRUFのポイゾン大尉と同じ刑務所に入れられてしまうが、アーチャー(ディカプリオ)は刑務所内でソロモン(フンスー)がピンク色のダイヤモンドを持っていることを聞きつける
 そして、アーチャー(ディカプリオ)はピンク色のダイヤモンドを、ソロモン(フンスー)から奪って紛争の絶えないアフリカ大陸から脱出する事を決意する

 やがて、アーチャー(ディカプリオ)は出所するが、そこでボーエン(ジェニファー・コネリー)と出会う実はボーエン(コネリー)は、ブラッド・ダイヤモンド(ダイヤモンド紛争の存在を暴こうとしているアメリカ人ジャーナリストだった

 そして、ソロモン(フンスー)も刑務所から出所するがアーチャー(ディカプリオ)はソロモン(フンスー)を連れ出し、ピンク色のダイヤモンドのありかを聞き出そうとするがソロモン(フンスー)は家族の存在と引き換えに、ピンクのダイヤモンドの隠した場所を教える事になる。
 そしてアーチャー(ディカプリオ)はソロモン(フンスー)の妻と娘がボーエン(コネリー)の協力でギニアの難民キャンプにいる事を知り、ソロモン(フンスー)は妻と娘と出会うが、息子(RUFで訓練中)の存在がわからない
アーチャー(ディカプリオ)、ソロモン(フンスー)、そしてボーエン(コネリー)の三人でピンク色のダイヤモンドを探す旅に出る
 しかし、この時またシエラレオネ共和国はRUFの統治下になってしまっていた
 そして、今やアーチャー(ディカプリオ)とボーエン(コネリー)はお互いに惹かれあってしまっていたこの危険なダイヤモンド探しからボーエン(コネリー)を辞めさせるその代わりアーチャー(ディカプリオ)は、ダイヤモンドの密輸の実態(ブラッド・ダイヤモンド・・・ダイヤモンド紛争)を教えるのである
 そして、アーチャー(ディカプリオ)とソロモン(フンスー)は二人で、ピンク色のダイヤモンドを探す旅に出るが、今やRUFのポイゾン大尉もピンクのダイヤモンドを探しているそして、ついにソロモン(フンスー)は信じられない光景を目にする息子がRUFの一員となってしまっている事をわかってしまう
 やがて、二人はピンクのダイヤモンドを隠した場所を見つけるしかし、そこにはソロモン(フンスー)の息子を連れたアーチャー(ディカプリオ)の上司であるコーツィー大佐(アーノルド・ヴォスルー)も来た実は彼もピンクのダイヤモンドを狙っていたのであるここから後は、映画で
 この後も僕たちはダイヤモンドに対する問題を目にして、少年兵というものの本当の怖さを知る事になる

 アフリカを舞台にした映画はたくさんある特にアフリカは独裁者が生まれやすい国であり、僕たち日本人では考えられないような苦しい生活を強いられている
 中東のアラブ国家は石油の宝庫として、戦争、紛争が絶えないし、そこにはアメリカやロシアの両大国の利権や思惑が絡んでいるから大変だ
 そして、実はアフリカ大国はダイヤモンドだけでなく、他にも鉱業的に重要な物質が、産出されるそれは、金・銀・銅(オリンピックみたいだね、サッカーのW杯が次回開催される理由がわかるね)他にプラチナやウランのような希少金属など、そう言った意味では、もっとアフリカに関する映画がどんどん制作されてもおかしくない
 今回のブラッド・ダイヤモンドは、ダイヤモンド(家族の映画にもなっているね)の実態を描いた映画だったけれど、他の金属に関しても同じ問題があると思う僕たちには知らないドラマがたくさん隠されている気がするから、アフリカを舞台にした映画には注目したいね
 
 それと最後にこのダイヤモンドの問題を描いた映画は日本人にも無関係ではない
なぜなら結婚する時、結婚指輪を彼女に贈るけれど、その結婚指輪に組み込まれているダイヤモンドは、もしかしたらブラッド・ダイヤモンドかも・・・

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