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刑事映画と言うのは本当にたくさんある
しかし、１９６０年代後半～１９７０年代と言うよりも現在にかけての刑事映画の傑作といえばやはりこの映画だろうだいたい、それまでの刑事映画というのは正義の象徴でしかなかった
しかし、１９６０年代後半になるとアメリカ自体がベトナム戦争において、泥沼化する
そんな状況において、アメリカ全体において楽天的なヒーロー像は、もはや夢物語になってしまった
しかもアメリカは凶悪犯罪が多発し、ただ正義を唱えるだけの刑事や警官では対処できなくなってきたのだろう
そんな時に悪役顔負けの刑事が映画にも出てきた
それが、今回紹介するダーティ・ハリーです | 【初回限定生産】ダーティハリー アルティメット・コレクターズ・エディション(7枚組) [DVD]ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
ビルの屋上からプールで泳いでいる女性を銃で狙った犯行が起きた
しかも、大胆にもその犯人はサンフランシスコ市警に次の犯行を予告する脅迫状を送ってくる
次に殺すのは黒人か牧師だ、さそり座の男
その事件を上司や市長の命令を無視して、さそり座の男と名乗る犯人を捕まえに、その強引な捜査を行うことからダーティハリーと呼ばれる刑事キャラハン（クリント・イーストウッド）が動き出した
やがて、この事件を担当することになったキャラハン（イーストウッド）は、親友のフランク（ジョン・ミッチャム）とタッグを組みたかったが、意に反して新米刑事のチコ（レニ・サントーニ）と組まされる
キャラハン（イーストウッド）とチコ（サントーニ）は、ビルの屋上で犯人（アンディ・ロビンソン）を待ち伏せし、見つけ出すが激しい銃撃戦の末に犯人（ロビンソン）を取り逃がす
そして、またもや犯人（ロビンソン）からサンフランシスコ市警に脅迫状が来る
２０万ドルを渡さないと１４歳の少女を殺す上司と市長はキャラハン（イーストウッド）に対して、犯人（ロビンソン）の言う通り２０万ドルを渡すように言われる
しかし、キャラハン（イーストウッド）は足元にナイフを隠し持っていた
犯人（ロビンソン）はキャラハン（イーストウッド）に電話でおちょくるように場所を指定する
キャラハン（イーストウッド）はひたすら走らさせられるそして、ついに犯人（ロビンソン）が指定した公園？に行った時に、キャラハン（イーストウッド）は頭を殴られ半殺しにされそうになるが、自分の後を追わせていたチコ（サントーニ）によって助けられるが、チコ（サントーニ）は犯人（ロビンソン）から撃たれて負傷してしまう
しかし、その時キャラハン（イーストウッド）が持っていたナイフが犯人（ロビンソン）の脚を刺す
キャラハン（イーストウッド）と親友のフランク（ミッチャム）は、ついに犯人の隠れ家を探し出す
それは、野球場だった
キャラハン（イーストウッド）はフランク（ミッチャム）の捜査令状が無いという言葉を無視して、野球場に入り込む
そして、キャラハン（イーストウッド）は犯人（ロビンソン）を捕まえ、ナイフで負傷している犯人（ロビンソン）の脚をまるで、ドＳの如く痛めつける
犯人（ロビンソン）を捕まえたように見えたキャラハン（イーストウッド）だったが、思いがけぬピンチに見まわれる
不法侵入、拷問、犯人（ロビンソン）の嘘の証言により、検事から逆に訴えられてしまった
謹慎処分を食らってしまうキャラハン
しかし、犯人（ロビンソン）の行動はさらにエスカレートする
小学生の乗っている
スクールバスを乗っ取り、乗っている小学生や運転手を人質にして、空港へ逃げようとして逃亡用の飛行機を用意するように言ってきた事件を聞きつけた謹慎処分中のキャラハン（イーストウッド）は・・・続きは映画を観てください
４４・マグナムを有名にし、ゴー・アヘッド、メイク・マイ・デイのイーストウッドが言う台詞は一世を風靡した
そして、ダーティハリーの監督はドン・シーゲル
彼の作品では後のダーティハリーシリーズやアルカトラズ島からの脱出でもクリント・イーストウッドとコンビを組んだアクション監督です
それにしても、未だにこのキャラハン刑事を超えるインパクトのある刑事は出てこない
有名な作品だけれど、僕も忘れているシーンが多々あった
まだ観ていない人はもちろん、一度観たと言う人も再度見直して欲しい作品です
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