褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 フィシャー・キング (1991) 聖杯伝説にまつわる感動映画

2010年03月07日 | 映画(は行)
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 昔と違って今はインターネットがあり、大変便利だ一体、このタイトルの意味のフィッシャー・キングの意味は?
 この映画を最初見たときはそんなことは気にならなかったけれど、最近この映画を思い出すとタイトルの意味が気になったそんなわけでこの映画を観たけれど、確かに映画の台詞の中で、フィッシャー・キング(漁夫王)を語っている部分がある
 実はキリスト教の話に出てくる聖杯伝説の中に出てくるのだけれど、インターネットの今の世代なら調べれば直ぐにわかる
 基本的ストーリーは奈落の底に落とされた二人の男のおかしな友情の物語だけれど、監督は未来世紀ブラジル、12モンキーズ、バロンテリー・ギリアム 
 彼の映画はイマジネーションにあふれ、映像の魔術師と言われる監督なだけにその映像、デザイン、ストーリー展開において彼の映画ファンは多い実は僕も彼の映画が好き彼の映画ではマット・デイモンや、最近亡くなったダークナイトのジョーカー役のヒース・レジャー共演のブラザーズ・グリムでも、その映像の魔術師ぶりは健在だ
 そんなテリー・ギリアム監督の映画だけれど、今にして思うことだが意外やこの監督に全く適してないようなヒューマン映画であるが、随所に見られる映像シーンにはこの監督の鬼才ぶりが発揮されている
 それではストーリーを紹介しよう
フィッシャー・キング [DVD]

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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 過激なトークで人気のラジオDJのジャック(ジェフ・ブリジッス)だが、彼の過激なラジオでの発言が原因でレストランで乱射事件が起こるという悲劇が起こる
 数年後、ジャック(ブリッジス)は仕事をクビになり、レンタルビデオ店を経営している恋人のアン(マーセデス・ルール)の家に居候する生活をすることに

 朝から飲んでばかりいるジャック(ブリッジス)は、ふらふらと外出してしまうが彼は暴漢達に襲われそうになるが、そこで彼はホームレスのバリー(ロビン・ウィリアムズ)たちに助けられるしかし、このジャック(ブリッジッス)とバリー(ウィリアムズ)の出会いが2人の奇妙な友情の始まりだった
 精神を病んでしまっているバリー(ウィリアムズ)に対して、振り回されるジャック(ブリジッス)だが彼はバリー(ウィリアムズ)に助けられた恩を忘れられないために、精神を病んでいるバリー(ウィリアムズ)の事から目を離せない
 しかも、バリー(ウィリアムズ)はジャック(ブリジッス)を豪邸に連れて行き、その豪邸の中にある聖杯を盗む事を提案する
 ある日、ジャック(ブリジッス)はバリー(ウィリアムズ)が実は高名な大学教授であり、しかも自分のラジオのトークによりバリー(ウィリアムズ)の妻が乱射事件に巻き込まれたことを知り、それ以来彼は精神を病んでしまったことを知ってしまう

 その事に更に責任を感じてしまったジャック(ブリッジス)は、アン(ルール)の力を借りて、バリー(ウィリアムズ)が前から憧れていた自閉的なリディア(アマンダ・プラマー)と引っ付ける事を提案するのだが、バリー(ウィリアムズ)は・・・続きは映画を観てください

 ロードムービーなどには、よく2人の男の友情が描かれる例えば、スケアクロウ、レインマンあるいは真夜中のカーボーイなど
 そのような映画に共通しているのは、2人の男の設定が一見して強い男と、どうしようもない弱い男の組み合わせ
 しかし、実は強そうな男が、弱い男を頼っているということを前述した名作である3作品には共通している

 実は今回紹介した『フィッシャー・キング』も、ロードムービーというジャンルでは無いが、一見強そうな立場に見えるジェフ・ブリジッス、底辺に生きる弱い立場に見えるロビン・ウイリアムズだが、実はこの映画も途中から立場が逆転する
 正直、聖杯伝説をテーマに盛り込んだこの映画の内容はかなり無理があるような気もする
 しかし、この2人の共通点である傷ついた男同士の奇妙な?友情物語は感動的であるのも事実です

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