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この映画が公開された時、
ケビン・コスナーが凶悪犯をするというのが評判になった

当時の彼のイメージは、
フィールド・オブ・ドリームズのような良きアメリカ人

そんな彼が演じた凶悪犯は、やっぱり彼ならではの悪役であり、彼の良きアメリカ人のイメージが損なわれるどころか、新しき凶悪犯のイメージを作り出したことに成功している感じすらこの映画にはある

監督は
クリント・イーストウッド
この前の作品の西部劇
許されざる者で監督として多大な評価をされたが、その評価を決定的にしたのは、今回紹介する
パーフェクト・ワールドだと言っても良いだろう

この『パーフェクト・ワールド』には、
ミスティック・リバー以来、賞賛され続けている彼の映画のエッセンスが詰められている

人間の自由、贖罪、宗教、家族の絆、銃社会に対する問題などが今回紹介する『パーフェクト・ワールド』に気付かされる

この映画を見るのは公開されて劇場で観て以来だから、16年ぶりに見たことになる

当時観た時も感動したけれど、今回改めて観ると更に感動する

16年前は単なる脱獄囚と人質に取った少年の友情に感動しただけだと思う

しかし、今回観て前述したように色々なテーマがあり、そしてこの世に果たして
パーフェクト・ワールド(完璧な世界)あるのか

を問いかけるこの作品は紹介しよう

僕は今まで
泣ける映画を問われると、イタリア映画の
鉄道員、自転車泥棒を挙げてきた

今ならその問いに
パーフェクト・ワールドをお勧めするね

それではストーリーを簡単に紹介しよう
1960年代前半の
テキサス州において

囚人であるブッチ(
ケビン・コスナー)とテリー(
キース・サセバージャー)は刑務所を脱走する

彼らは途中で
エホバの証人を信仰する家庭に押し入り、8歳の少年フィリップ(
T・J・ローサー)を人質として連れて行く

この事件を聞いた州警察所長のレッド(
クリント・イーストウッド)は、女性犯罪心理学者のサリー(
ローラ・ダーン)を連れて、囚人逮捕にむけて出発する

実はレッド(イーストウッド)とブッチ(コスナー)には、少なからぬ因縁があった
一方、ブッチ(コスナー)は一緒に脱獄したテリー(サセバンジャー)が、フィリップ(ローサ)に対して、暴行を加えようとしたのでブッチ(コスナー)はテリー(サセバンジャー)を殺し、ブッチ(コスナー)はフィリップ(ローサ)を人質に逃亡する
ブッチ(コスナー)は逃亡中にフィリップ(ローサ)と話している内に、彼には父が居なくて、宗教上の理由で
ハロウィンや
ジェットコースターに乗れない事を知り、今まで宗教上の理由でしたくても出来なかったフィリップ(ローサ)の願い事を叶えてあげようとする

形は脱獄囚と人質の関係の2人だったが、それはまるで父と息子のような関係になっていく

そしてブッチ(コスナー)の向かって行く先は、彼が肌身に持っている
アラスカの写真であった
レッド(イーストウッド)たちはは徐々にブッチ(コスナー)を追い詰めていた

ブッチ(コスナー)はある黒人一家の家にとどまる

その黒人一家は祖父母とフィリップ(ローサ)と同じくらいの年齢の子供がいた

ブッチ(コスナー)は、フィリップ(ローサ)と同様に、黒人の子供とも一緒に遊んでやるのだが、ブッチ(コスナー)は警察の追っ手が近づいているのを察知してフィリップ(ローサ)を連れてこの黒人一家の家から出ようとするが、黒人の子供がおじいさんに叩かれているのを見たブッチ(コスナー)は異様な怒りを子供のおじいさんに対して見せる

このあまりにもの剣幕に恐れを抱いたフィリップ(ローサ)はブッチ(コスナー)に銃を向けて、発砲してしまうのだが・・・ブッチ(コスナー)がアラスカ(パーフェクトワールド)へ行こうとした理由は

レッド(イーストウッド)がブッチ(コスナー)を自らの手で逮捕しようとしたその真意は

そして衝撃のラストシーンは・・・映画を観てください
この映画でラストでつぶやくレッド(イーストウッド)の台詞に、”どうなっているのかわからん”という言葉が出てくるが実は
クリント・イーストウッド自身が、様々の社会的問題に対して苦悩する姿を感じる

彼の監督作品におけるテーマである贖罪、人種偏見、銃規制、家族問題等の彼なりの答えを見つけようとする苦悩する姿が今回紹介した
パーフェクトワールドで感じるし、その後の
ミスティック・リバー以降の監督作品におけるラストシーンにも彼なりの答えを見つけようとする苦悩を感じるのは僕だけだろうか
しかし、他人の宗教を批判したくないが、僕は実際の知り合いに
エホバの証人を信仰している人が居るが、自由を規制してしまう信仰に対して疑問を感じる

僕にとって
エホバの証人は他人ごとではない

僕はせっかく優れた人物でありながら、自分自身の道を選ぶ事の出来ないその知り合いの顔が浮かんでくる
しかし、この脱獄囚と人質という関係でありながら、立場を超えてのこの本当の親子のような関係のパーフェクトワールドへ向けての
ロードムービーは泣ける映画です

僕は今までたくさんの映画を観てきたけれど、まだな涙を流させる映画には出会ったことはないですが・・・

多分もう一度この映画を観たとき涙を流せるかな
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