しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

かぶと虫君の悲鳴が聞こえる

2005-03-25 20:26:25 | Weblog
私がこの土地に移り住んでから40年以上になります。移ってきた当初は道路も舗装されず、バスが走ると砂埃が舞い上がり、雨が降ればぬかるみになるそんな道路でしたね。分譲地の中の道路も当然舗装はなし。しかしそれでもあまり不満はありませんでした。一寸歩けば雑木林が広がり、牛の鳴き声も聞こえるそんなのどかな環境でした。

息子たちは雑木林でかぶと虫をつかまえて来ては、嬉々として走り廻っていました。あれから40年、好むと好まざるにかかわらず、開発はどんどん進みました。しかも最近になって、加速度的に環境破壊が進んでいるように見えます。あの立派なかぶと虫君はどこへ行ったやら?コンクリートやアスファルトの下で息も出来ず悲鳴を上げているに違いない、私にはそのように思われます。
こんなに茶畑をつぶし、雑木林を切り開いて道路をつくる必要があるのでしょうか?車社会だから車の増加にあわせてどんどん道路を建設する、本当にこれでいいのでしょうか?

私の友人で環境問題に取り組んでいる男がいます。彼はどのように考えているのでしょうか?このような現状が歓迎されないものとしても、もはや個人の力ではどうにもならないのでしょうか?