苦あれば福あり

　昨日は久しぶりにゴルフに行ってきました。「肉の日コンペ」というのがあるからと近所の方に誘われたのです。

　「肉の日」コンペとはゴルフ場主催のコンペで、参加者全員に「お肉」をプレゼントしてくれるのだそうです。最近はどこのゴルフ場も景気が悪いらしく、あの手、この手でお客さんの呼び寄せをやっています。というわけで、このコンペ、成績のいい人には「牛肉」、成績の悪い人には「豚肉」がプレゼントされるという話でした。

　私を誘ってくれたご夫婦は、ご主人がシングルプレーヤーで、奥さんもゴルフの腕前はなかなかのものです。それにひきかえ、私はといえば、いつまでたっても一向に上達せず、「万年ダッファー」です。一緒に行ったもう一人の男性も、上手な人です。こんなゴルフ下手でも誘っていただけるのは、ほんと有難いことですね。

　今年になってはじめてのゴルフ、いやぁー苦戦、苦戦の連続で、終ったらがっくりでした。ほんのたまにしかプレーしない上、平素練習などやってないから、当然ではあります。さて、ゴルフ場の食堂でコンペの成績発表と賞品の授与です。成績の上位者から順に、最後の人まで呼ばれて、前に出て賞品を受け取ります。私を誘ってくださった方は、さすがに２位で、早々に賞品の牛肉をゲット。そして、奥様もかなり上位でした。１０位までが、牛肉で、それ以下は豚肉なのですね。参加者総数４５名、私は最後の最後、４４位で呼ばれました。これいわゆるブービーです。

　ブービーというのは取るのが難しいといわれています。ですから、賞品はいいのですね。私より上位の人たちが豚肉で、なんと私は牛肉をゲットしたのです。７００グラムのすき焼き用牛肉、夫婦二人だとこれで充分です。ラッキー！苦労した甲斐がありました。