しげるの自遊学

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世話を焼くことにしました

2006-03-23 21:10:38 | Weblog
 私の住む町には、自治会のほかにレクレーションを主体に考えてつくった会があります。出来てから、もう10年以上になります。出来たきっかけは、町に住む一人の高齢の女性の手紙でした。「夫を亡くしました。子供から、一緒に住むから、引っ越してきたらどうかと云われています。しかし、長年住みなれたこの町がやはりいい。また、隣町の友人から、その町の敬老会に入らないかと誘われています。でも、この町の皆さんといっしょに楽しく過ごせたらいいと思います」。たしか、そんな趣旨の手紙でした。

 こんなきっかけがあって、当時の自治会長の肝いりでひとつの会が出来たのです。この会、敬老会でお年寄りだけ集まる会ではなくて、年寄りも、若い者もいっしょに集まって楽しめる、そんな会がいいのではないか、ということで発足したのです。この町に住む住人はすべて会員である。会則なし、会費なし、会長とかそういう役職なし。ただ、なにか行事を進めるについては、やはり企画したり、世話を焼く人間が必要です。で、何人かの人に世話人になってもらい、うち2名を世話人代表ということにしたのです。世話人代表は一年交代。
 
 発足当時は、私の妻は民生委員だったので、自治会と共同でいろいろな企画を立てたり、実行したりで、それからあとの10年は、本当にいい会となりましたね。ハイキング、バス旅行、正月のお楽しみ会、暮のお楽しみ会、グランドゴルフ大会、バーベキュー大会、懐かしい歌を歌う会、数え上げれば、びっくりするくらい沢山の行事やりました。近隣の町でも評判になるくらいでした。

 ここへ来て、この会の存続が危うくなっています。高齢者が町を離れ、新しい人たちが転入される。その結果若い世帯が増える。町のなかの付き合いにも変化が見られるようになりました。住人全員が会員ですよ、と云っていますが、陰では「特定のひとたちの仲良しクラブではないか」と、うわさもされているようです。そして、なによりも若い人たちの参加がいまいちなのです。ひとつの転機が来たようです。

 こんな状況で、平成18年度の世話人代表が決まらないのですね。今まで、世話人はすべて女性、従って世話人代表も女性ばかりでした。今回、女性の皆さんからの提案で、男性にも世話人代表をやってもらうべきだと、いうことになったようです。そして、その矛先が遂に私に回って来てしまいました。

 女性軍が大挙(?)して家まで来られたら、ついつい断れず、引き受けてしまいました。一寸人がよすぎたかと反省。まあ、うまくやれる自信はありませんが、当たって砕けろです。(ブログに書いたら、少し勇気が出てきました)



(妻の作品)