ここ何日か、新聞に気になる記事がいくつかありました。そのひとつ、4月24日の朝日新聞。小学校から英語を必修?というタイトルで、国際教養大学長「中嶋嶺雄さん」と立教大教授「鳥飼玖美子さん」それぞれが立場の違う論点を展開されていた。
文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の外国語専門部会が、小学5年から週1時間程度の英語を必修化する必要があるとの提言をまとめた。国際化時代の英語教育はいかにあるべきか。中嶋大学長は「小学校の英語教育に賛成」だとある。一方、鳥飼教授は「世界がグローバル化しているから、国際共通語としての英語を、小学校から教えるというのは実に単純化した構図」だと指摘する。
この記事、なんども読み返したが、私は鳥飼教授の論点を支持したいと思いました。国際コミュニケーションと簡単に言うが、それは人間同士が思考と論理を言葉に乗せてぶつかり合うことである。英語が上手に喋れて尊敬されるなんて、全く勘違い。母国語で考える力、生きる力をつけること、それこそ小学校という人間の根っこをつくる時期に必要だ、と鳥飼教授は言われる。同時通訳の第一人者だからこその、説得力のある発言だと思いました。
小学校5年生で、週一回の英語の授業、なにほどの成果が期待されるのかな?
今日は降ったり止んだりで肌寒い一日となりました。庭の花でやはり名前の分からないものがあり、妻とも話したものの、植えた覚えのない花だそうで、どこからか飛んできたらしい。パンジーのなかにひっそりと花をつけています。
文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の外国語専門部会が、小学5年から週1時間程度の英語を必修化する必要があるとの提言をまとめた。国際化時代の英語教育はいかにあるべきか。中嶋大学長は「小学校の英語教育に賛成」だとある。一方、鳥飼教授は「世界がグローバル化しているから、国際共通語としての英語を、小学校から教えるというのは実に単純化した構図」だと指摘する。
この記事、なんども読み返したが、私は鳥飼教授の論点を支持したいと思いました。国際コミュニケーションと簡単に言うが、それは人間同士が思考と論理を言葉に乗せてぶつかり合うことである。英語が上手に喋れて尊敬されるなんて、全く勘違い。母国語で考える力、生きる力をつけること、それこそ小学校という人間の根っこをつくる時期に必要だ、と鳥飼教授は言われる。同時通訳の第一人者だからこその、説得力のある発言だと思いました。
小学校5年生で、週一回の英語の授業、なにほどの成果が期待されるのかな?
今日は降ったり止んだりで肌寒い一日となりました。庭の花でやはり名前の分からないものがあり、妻とも話したものの、植えた覚えのない花だそうで、どこからか飛んできたらしい。パンジーのなかにひっそりと花をつけています。
