枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

師走

2009年12月01日 | Weblog
 朝から、風もなく快晴の天気。布団を干し。洗濯物も一通り済ませて、新聞に眼を通しながら珈琲を飲む。極上の休みです。その後、川の東にある草取りをする。川と言っても、どちらかと言うと、谷川の水や、ため池の水の流れがある、川幅が3m程のもの。ちょうどフェンスで囲っている家の外側になる。春には木香バラや金魚草、夏には毎年種が落ちて、朝顔が咲く。ちょっとした斜面になっている。

 引っ越して来た当初には、何が居るかわからない荒れようだった。10年経って、やっと見られるようになった。夏の日陰にもなる。車庫にしているが、風除けにもなっている。川向こうは車道で、埃が立つし、ざわざわするのだ。木を植えることによって、音やざわつきが小さくなった。フェンスにつるバラを絡ませている。今日見たらば、かなり伸びていた。ピンクの可愛いのがいっぱい咲く。

 枇杷葉の写真を撮ろうと、近寄ってびっくりした!こんなに何処から集まったのだろう?蜜蜂が花芽に群がっている。何十匹も花から花へと飛んでいる。♪ブンブンブン蜜蜂が飛ぶ。満開というには未だ至らないが、1枝毎に花芽の状態が違うので、7分咲だろうか?暖かいのが幸いするかな。それでも半分くらいは間引かないとだめな気がする。1枝に精々10個程度にしなきゃ。

 花芽の香りにうっとりして、よろこんでばかりもいられない。今月の下旬にするかな。昨年は、たくさん咲いて喜んでいたら、近所の者が、蜜蜂を追っ払ってしまったのだ。蜜蜂が、人間を襲って来る。というのである。知らないという事ほど、怖いことはない。この時期の蜜蜂の活動を知らないのだから、困ったものである。自然と共有などとは程遠い世界である。

 孫に、「サンタさんにプレゼントを頼んだよ」と話すと、笑顔で自分のほしい品物を言う。「祖母ちゃんは、世界中の子供へのプレゼントを配るのだから、高い物はあげれない」って言われたのよ。そうなのか。と真っ直ぐな眼が頷く。本物のサンタさんは、散々苦労しながら、子ども達の夢を壊さないように、宇宙を翔けているのだろうなぁ。浮かれている人間には、決して気づかれないよう、配達しているのでしょう。

 私の生き方は、考えようでもあるが、かなりお得な人生だと思う。人並みな生き方でなく、ちょっと変わった人生は、誰でもが送れるものではないよ。戸惑いや、慌てることもあるには違いないが、波乱万丈と言うべきか、見事なイルミネーションで飾られているよう。それも宇宙の天然の輝きがある。うふふ・・・。思うだけでも、凄いよね。閃き、ときめき、驚きに重なって、枇杷葉が作用している不思議さはこの上もない幸せです。

 ほんとうに枇杷葉での繋がりは凄い。人と人との関係を覆すことだったり、更に強めていくことだったりする。私の場合には、枇杷葉を抜きにすることはできないし、そのパワーであらゆる事柄が周っているもの。この世に生を受けた者全てに、与えられた使命があるのは、誰もが違っている。天命ともいうべきか?明日は、満月です。冬の月は、大気が澄んでいるため、殊更にきれいです。
コメント
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