枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

箱を開ければ、雪景色・・・

2009年12月27日 | Weblog
 東北に雪が降らなかったら、北国ではない。然し、降りすぎるのも困るのだろうな。枇杷葉の青々としたのがあり、年末の唯でさえ混雑する中を送ろう、という魂胆には、一体に何があるのか?いやぁ・・・、あまりに沢山過ぎて、片付かないのね。昨日、半日程向かい合ってはみたが、遅々として進まない。

 実家に植えていたもので、7年ばかり経つ。然も、日陰なので上にばかり伸びている。けれども、とても大きな葉で、誰かの手によって、むざむざ伐られるのには忍びない。私のように活用するのではなく、ゴミで処分するからだ。しかし困ったよ。こんなにたくさん、どうしよう。

 その時、頭に浮かんだのが、件のりささん。私が、持って行ってあげるのが筋だが、何分にも急な思いつき。大型のダンボールを注文するにも、間に合わずで、しかたがない。エクスポパックか、宅配にしよう。と考えをまとめる。その申し出に乗ってきたのはいいが、雪道を無事に到着するのか?一体、どのような手段で、北国に運んでくれるのかな?箱を開けた途端に、凍ってやしないかな??え。私が、でなく枇杷葉です。

 まるでわが子を旅に出すような想い。心配が尽きないのである。安心は着かない事には消えないが、やはりここは箱に入って行くべきか。湯たんぽと懐炉と、スキーウエアに身を包んで・・・。う~ん。娘を嫁に出す心境です。あ、送る相手が心配なのではなく、その途中の経過が案じられるだけです。よっしゃあ!!きっぱり決めたよ。それでは焼酎(35℃)と果実瓶(2ℓ)を買って待っていてください。

 でも。北国のど真ん中で、然も冬だぜ。果実瓶はないよ!そういう時には、焼酎の箱パックの上を、鋏で切って、枇杷葉を入れてください。また、ガラス瓶のようなもので事足ります。

 玄関に活けた枇杷葉の花が、鍵を開けて入った途端に匂う。疲れが吹っ飛ぶようだ。何だかとてもほっとするよ。銀河もうれしそうに、おかえりを言ってくれる。暫しぼうっとする。手洗い、嗽をして、弁当の空箱を流しにつける。マイコップも取り出す。家中のカーテンを閉め、着替えて洗濯機を回す。

 キッチンに行き、朝の珈琲に水を再度入れて沸かす。無農薬でもったいない。充分に2回は飲めます。夕食を頂いて、朝読み損なった記事を、じっくり読み直す。ここで珈琲を飲むのです。それからパソコンのスイッチを入れて起動させ、洗濯物を干しておく。湯たんぽの中身を替えて、パソコンの前に座る。PM8時過ぎです。

 やりたいことも、しなくてはならないことも山積み。TVなどと座る時間がもったいない。買ったDVDの落語が聴きたい。図書館で借りた本が読みたい。書きかけの原稿を進ませたい。取り込んだ写真の整理をしたい。枇杷葉のファイルを書き直したい。冬の間にできるだろうか?心配はどんどん膨らんで、ため息の中に閉じ込められるのです。また1年が経過する。ああ、目出度い!!
コメント
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