枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

日々、雑感あり

2009年12月09日 | Weblog
 『水戸黄門』の初めの頃が再放送されている。助さん、若い頃の里見浩太郎。うっかり八兵衛もいるよ。この人ね、『スリーファンキーズ』のメンバーだったの。知ってる?ってもわかんないよ。今の若い子には。そりゃそうです。NHKの『若い季節』や『お笑い三人組』なんての知ってるのはオタクだわ。

 当時、『チロリン村とくるみの木』って人形劇があったのね。チュウリップのリップルちゃん、可愛かったねぇ。声優は誰だったっけ?黒柳徹子さんも出ていたのよ。(声優です)イタチのプー助(一竜齋貞方さん)、クマがぺこぽ~んって言ったり、(熊倉一雄さん)懐かしいなぁ。

 今は、『ざわざわ村のがんこちゃん』が長寿番組です。恐竜の女の子が主人公ですが、ここの登場人物が、結構楽しい。私は、きのこ魔女が大好きです。世間的には、こういうお祖母さんになりたいです。ウフ・・・だって楽しめるでしょ?最後には、めっかってやっつけられる。作者の心意気が素敵!!

 先日も、『月洸仮面』を読み返した。当時には、何であんなに面白くって、近所のお兄ちゃんの居る家まで、それが見たいがために通ったのだ。と言うか、男の子に紛れて、隅っこから本に手を伸ばして、引き寄せ読みふけっていた。お兄ちゃんは、それを知ってはいたが、咎めることはしないで、黙って読ませてくれた。

 最近は、読みたい漫画が少なくなった。少女漫画では、『ぺスよ、尾をふれ』『おてんば天使』『さるとびエっちゃん』『星のたてごと』だが何れも作品の全てを読めた訳ではない。廃品回収に出た雑誌の中に見つけた物で、即座に読まなければ、回収されていくのだ。至難の業であった。

 少年漫画は、『少年ケニア』。ワタル、ゼガ、ダーナ、ナンター、ケート。山川惣治の世界には、未だ未開の地への夢と希望が溢れていた。困難にもめげずに、旅を続けるワタルとゼガに、ケニアの大自然の生き物達が関わり、繰り広げられる物語に、実際に本当の話だと、心が躍った。しかしこれも、最初から読めた訳でもなく、また最後まで読めたものでもなかった。それでも、ワタルになったり、ケートになったり、自分なりの話をでっち上げて愉しんでいた。

 手塚治虫の作品の数々は、そのほとんどを持っている。と言うのも、心無い兄に勝手に持って帰られ、勝手に処分された物があるため。今で言うお宝だ。初版本や雑誌に高い値段がついている。小遣いで買った本って売れないのよ。そういう拘りのない人が、ある意味うらやましい。我が家は、観葉植物と、書籍の山です。毎晩寝場所に難儀しています。片付けるとか、掃除という問題以前です。

 夕方、仕事を終えて帰宅途上、フロントガラスに雨粒が落ちた。昨夜は、星が煌いていたのに、今晩はさっぱりだった。夕方の6時半頃の空には、どういった星が出ているでしょう?夏の大三角は、かなり西の空に傾いてはいますが、堂々たる均整を保っています。秋のエチオピア王家の面々も、北の空に上がっています。カシオペアの位置は、3の形に観えます。勇者ペルセウス。アンドロメダ姫。天馬ペガサスの並行四辺形は見事です。

 その真北には、大熊・小熊が今にも駆け寄ろうとしています。南の空には、木星がまだまだ圧倒的に輝いています。やがて2時間もすれば、東の空には、冬の大三角の、大犬(シリウス)・子犬(プロキオン)と狩人のオリオンが現れます。この間で一際眼を惹く星の群れが、昴ですね。プレアデス星団です。6人姉妹とも7人姉妹とも呼ばれ、妹達がヒアデス星団と言われます。

 運転中は、考え事をしてはいけないのですが、ギリシャ神話を、思い浮かべながら、宇宙にかかる星々を、観られる幸せを感謝します。
コメント
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