枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

彼岸の中日・春分

2013年03月20日 | Weblog

 このところ、不安定な気配から、何か形の無い夢ばかり視る。貧乏には慣れているが、精神的な不安には狎れられない。仕事に対する心構えと言うか、ちょっと怯む想いに至る。真面目にすることだけがいいとは限らず、神経をすり減らす。

 体の節々が痛む。自分の吐く息に、半ば脅える。一人であり、独りではないのに、孤独に苛まれる。そうか、此処は蟻地獄なんだ。擂鉢の底に落ちて、出られなくなったんだ。それとも流砂に呑み込まれてしまったんだ。と、妙にぼんやりと想う。

 結局、混沌とした頭で、勤務先に連絡して休む。そのまま深い眠りに引き込まれた。トゥオネラを彷徨っていたような気がしたが、携帯の着信に惹き起こされる。何か、訳のわからない言葉が聴こえる。背中に鈍痛が走る。煩いので携帯を切る。

 目覚めたのは、夕方の6時であった。今朝淹れていた珈琲も飲まず、眠っていたのだ。のそのそと食事をしてみたが、しんどさは変化ない。今年の上京の折に買っていた、鍼灸・末廣堂さんの簡易灸をする。少し、息が楽になる。やれやれ・・・。

 暫くして、背中の痛みに想い当る。許容範囲を超えた、仕事をするからだ。従って、拾いこまないでもいい気を、肩にのせてしまう。我慢にも限度があることを知る。放っておけばいいのだ。視て見ぬことだ。とも思うのだが、空気の変化が視えるもの。

 上弦の月が出ているか。外は、春の嵐の吹きすさぶ闇だ。今晩は、風呂を止めておこう。火の用心。何だか家ごと、吹き飛ばされそう。異空間まで翔けるなら、それもいいかもしれない等想ってみる。何処かに亀裂が生じるようにも想える。何処に。

 某新聞に、肉を食べると体調に良くない。とあり、薬に頼らない生活がよろしい。ともある。栄養素の詰ったサプリメントも危ない。野菜中心の生活がいいのは、今更に云うまでもないからだ。枇杷葉茶を飲んでいるから、この程度の打撃で済む。

 木星(左上側)。この時点では、-2・2等星で、暮れゆく宇宙に、一際鮮やかに光っていた。自然の移り行きを知っておくのは一考かも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする