何かね、肌寒いの。クシャミも出ます。異常気象が続いているせいか、中々暖かくならない。温度の変化も激しい。あちこちでの桜の開花宣言とやらで、賑わっているが、当地は未だ。意外と寒いのである。山からの吹き下ろしが、気温を下げる。
朝刊に、対照的な記事があった。片や、夫の人気取り。片や、自分の信念を貫こうとする姿に、深い感動を覚えた。どちらの女性も、お金には不自由がない暮らしだ。そういえば、故三木首相夫人・睦子さんも凛とした輝きがあった。生き様が凄い。
思想的なことでの尊敬ではない。土井たか子さん、故市川房枝さん、この方達の信念に拍手したい。困難に立ち向かおうとする姿に感服。貧しい人の想いを、代弁していられた。自分のことだけでなく、命ある限り、権力と闘っていた姿は素晴しい。
友人のブログを見ていたら、お米を鍋で炊いて潰し、それを丸め固めて、油で揚げ、蜂蜜をかけて頂く。とあった。イタリアのエトナ山の麓に暮す。女の子と男の子の母親になられている。貧しくはないが、自然を相手にしているだけに、生活は厳しい。
孫に、地球儀を買った。そのイタリアを探し、日本との距離を測る。遠い!ネットでだと、とても身近に感じられるが、実際にはぐるりっと、地球を周る。船にしても、飛行機にしろ、そう簡単には会いにいけない。クララちゃん、大きくなって可愛い。
人が生きていることの不思議を思う。出会いは別れにはなるが、新しい出発にもなる。自分での努力を励み、裏表なく生きる。可能性が一つでもあれば、進んで行い、視えない処で生きること。苦労とは思わないが、根性や我慢を強いられる。
3月は誕生日が多い。今朝、庭のクリスマスローズの咲いたの、蕾、アネモネを枇杷の葉でアレンジして、持って行く。ささやかな「おめでとう」を添えて渡すと、びっくりした顔がうれしそうなった。ロイズのチョコ、嫌いになった、と言うんだもの。
春の陽は、ひねもすのたりのたりかな。梅は咲いたか、桜は未だか。と、言っておる内に、桜が咲き始めてしまった。李や杏も咲いている。桃の花もそろそろだ。辛夷に木蓮、白木蓮も待ち遠しい。我が家では庭桜、こごめ花、海棠が膨らんでいる。
静岡・土肥の白枇杷。赤枇杷に比べて、皮の色が薄い黄色。甘味は強い。果汁も多く、美味しいです。今年で11年目になる。