久々に布団を干す。雲が多いとはいえ、天気に誘われて起きる。洗濯物も溜まっていたのを済ます。菜の花寿しをするべく、ご飯を仕かけていたが、どお間違ったか、軟らかくなり過ぎた。然し捨てる訳にはいかない。お粥にする分と分け、なんとか仕上げる。
なに、軟らかいのを我慢すれば、食べれないのでもない。普段は、2合焚きで済ますので、水の分量を違えたようだ。職場の同僚との約束もあり、孫を迎えついでに持って行く。その後、Aさん家に寄り、水を分けてもらう。昨秋の折、皆で並んだ写真を手渡す。
枇杷葉の生葉を採っておく。温圧療法に使うのだが、先日の雪にやられて、葉が傷んでいる。クリスマスローズの蕾が、随分と膨らんで来た。たくさんのもあれば、一輪だけのもある。啓蟄頃が見頃か?台所のシクラメンが、大寒辺りから咲き出している。
温圧といえば、蒟蒻のサイズが、日に日に小さくなっていく。以前の企画なら、長く使えてよかったのが、最近は酷い。一晩使用で随分と縮む。数回の使用でも、然程小さくならなかったのだ。成分の偽装だろうか。これで蒟蒻と言えるのか。甚だ疑問である。
水仙の花が咲かない。茎ばかり伸びる。地植にしなくては、と思いつつそのままにしている。麦は元気がいい。猫柳は満開。パンジーも咲いては萎む。春真っ盛りに、じっと待っているこの頃。人間という生き物は、自分勝手だなと反省。四季折々の花である。
裁縫をし始めたら、携帯が鳴る。何かと思えば、愛犬の腰が抜けたという。気弱な声に、つい絆され病院まで連れていく羽目になる。孫等は家に待たせ、安全運転で行きはしたが、運悪くラッシュに巻き込まれ、大幅に遅れてしまう。孫等はおかんむりであった。
嫁や息子に誤り、失敗作の菜の花寿しをかきこみ、明日は早出になったので帰宅した。何だか疲れた日で、肩が凝ってしまった。夕方からの運転は気を使う。自分だけならいいが、他人を乗せるのは神経をすり減らす。暦に小潮とあり、やれやれとため息。
オリンピックも終り、テレビも静かになる。まあ、観たい番組は殆んどないし、じっと座って居るだけができない。裁縫をしていたり、枇杷葉茶を作っていたりするのだが、どうにも落ち着かない。殊更騒がしい、観たい番組もない。然るに、読書の方に軍杯が。
昨秋の中秋の名月。月の艶やかさ、美しさが見事であった。十三夜ともに鑑賞したい。片方だけだと、片見月と言われる。