昨日、耳が痒くなったので、雨か雪だろう、とは思っていた。今回の雪は、湿り気が多くあり、春の雪の典型的なもので、降りながら溶けていった。寒中の雪は、乾燥しているから、降ると難儀をする。東北の方々の大変さを痛感する。自然現象では、仕方がないが。
白蟻の工事に来てくれたが、この寒さに申し分けない。何しろ、埃がするからと玄関を開けっぱなしである。ストーブは点けていたが、余り効果はなかったようで、こちらは炬燵に入って、裁縫をしていた。昼食も、あたふたとかきこみ、再び作業に取りかかっている。
粗方、仕事も済み、半日後日来ます。と帰って行かれた。さあ、雑巾を掛け、掃除機を出して、箒でゴミを取る。何回か繰り返してほっとした。元の位置に置きながら、埃も取る。本箱だけが重くて動かない。これは息子に頼もう。早めの夕食を済ませ、机に向った。
枇杷葉茶がいいことは知っていても、それを続けることや、手間を厭わないことも大切なの。めんどくさいだの、買えばいいとの思いでは、その根本が治らない。自然治癒能力を促す低力は、本人のその気が無くては叶わない。枇杷葉は、それを援けるのだから。
薬は、毒。尤もなことです。けれども、人に依っては、その毒が効果を現すことも。また、部分的には効いても、他の部位を冒すこともある。枇杷葉には、広い範囲に於いて、除々にではあるが効果が出て来る。適量を守り、継続することに意味があろうというもの。
枇杷葉にある、アミグダリン・B17には、青酸カリに匹敵する毒が含まれる。然し、これは熱処理に弱い。従って生で食す場合には、充分な注意が必要で、嘔吐、目眩や動悸が激しくなる場合もあるからだ。毎日、続けることに依って、その効果も正常に出てくる。
枇杷葉茶をこの10年ばかり続けて、住居の清潔は無論のこと、体が痒くなったり、咽喉がいがらっぽいこともなく、体は冷えないようになってきた。免疫や抗体も殖え、詰るところ病気にかかりにくい。あんなに風邪を引き、扁桃腺炎で熱が出て、ぶっ倒れていたが。
以前には、秋口から体のバランスが崩れ、寒さに震え朝が起きられなかった。低血圧にもいいのか、最近は安定している。当に憂いを失くす、という枇杷葉には感謝以外のものはない。自然からの恩恵を心に留めておくこと。古人は理に適った暮らしをしていた。
小豆島から、四国を望む。岬の分校には、小さな瞳がさんざめいていた。孫のクラスも、人数は変わらないくらいだ。