枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

銀河は翔ける・・・

2014年02月27日 | Weblog

 毎朝、お茶湯をしている。猫舌なので、にゃちぃ。と毎回怒る。寒い日が続いていて、布団の上から起きようとしない。カーテンを開けるのに、渋々薄目で見上げる。布団を剥がれてやっと、顔を洗い出す。丁寧な毛づくろいをして、湯たんぽを移動させた机の下に乗っかる。

 日溜りが好きで、眩しそうに眼を閉じていた。膝に翔け上がり、ぐるぐると咽喉を鳴らす。獏睡して、ずり落ちていた銀河。ほうれん草を好み、シーチキンに喜んでいた。地震が嫌いで、天井まで翔けていた。ずっと私には銀河が視える。最近は、透きとおってきた銀河です。

 昨夜からの雨音に、何だか寝不足気味。枕に耳を当てていると、物悲しい囁きにも聴こえる。誰がどんな人と話しているのか。暮れてゆく闇に、明け往く朝を感じる。雨音は強く激しく、小さく優しくなって、やがては曙の光に変わる。ああ、朝の訪れ。光に導かれて目覚める。

 クリスマスローズが、付けていた蕾を膨らませ、恥ずかしそうにうつむいている。鉢植えにしているが、肥料というほどには遣っていない。枇杷葉エキスの効き目は凄い。自家製液の散布も効いているようだ。蓬がうれしそうに、日向ぼっこしている。水仙、今年は咲くのかな。

 玄関から向って左側の枇杷葉が、雪焼けを起こしている。寒かった日が多かったから、霜焼けにもなっている。フェンスの側のは移動しよう。下がアスファルトなのは好くない。一向に大きくならないし、葉付きも悪い。土がないと元気がない。で、何処に移動しようか悩むよ。

 白枇杷の近くと、フェンスの外に播いた麦。育って来てはいるが、麦踏の回数に依って、勢いが違う。踏まれて強くなる麦ならこそ、そのままではひ弱。子どもの頃には、させられていたが所以に厭だったが、遣ってみると祖母の云ったことがわかる。今更、手遅れではあるが。

 百姓は、豪いし、泥まみれになるし、暑さ・寒さがきつい。重労働には、年齢的な制限もあるもの。受け継がれてきた、家の伝統を守っていくことにも疲れる。工夫にも限度があり、金銭的にも遣れない。化学肥料代に困窮する。日本独自の方法は、自然農法だが不利でもある。

 昨年の秋の庭。まだまだ暑かった陽射しに、花木も辟易していた。それらが全て、自然の掟ではあるが。

 

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