枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏至・ドクダミ刈る

2014年06月21日 | Weblog

 夏至 太陽が黄道の北端を通る日なので、北半球では一年中で最も昼の長い日で、暑気も厳しくなる。毎年、六月二十一日頃である。薬草も刈っておかねば、と最終的にドクダミを刈る。花も寂しくなってきた。庭を見渡せば、すっきり涼しくなった。

 何時もの癖で、目が覚めたのは5時。休みということで、布団に居るが、外の明るさにコミックを読む。ゾウの肩掛け、何度読んでも愉しい。AM8:30になったので、起きることにする。特別予定は無いが、ドクダミだけは刈り込むことに決めておく。

 藪蚊がいるので、長袖で行う。蔦が繁って前に進まないので引っ張る。小ざっぱりさせて、ドクダミを抜く。根っこも必要で、格闘する。愛車の掃除もしたいので、掃除機を持ち出しスイッチを入れる。中は敷物をしているが、日数も経てば汚れるな。

 洗車は後日に回し、庭の草木の水遣りをする。揚羽が柚に移動している。葉っぱ少ないんで心配だが、のほほんと見えて可笑しい。洗面台に吊るしてある、プライダルベールが見苦しいので、外に持って出て、挿しかえる。枯れているのが多い。

 北側のフェンスに置いている、枇杷葉の鉢植えが気になっていたのを、南側に移動させる。百日紅の近くには、地植の枇杷葉もあり、取敢えず持って行く。他の木々にちょっと断りを言っておく。玄関の入口に鉢を置きたい心境。ドクダミの鉢植えか。

 墨田の花火が満開である。鉢植えの白い紫陽花が咲いている。薔薇は、挿し芽にしたのが蕾をつけている。暑い地方の花なので、これからが本格的。ベゴニアもどんどん殖え、鉢が小さく見える。ランタナもたくさん咲き出し、枇杷葉に彩りを添える。

 揚羽を見ながら、これってあの小さかった奴か?と謎が湧く。居たんだよね、2mm程度の大きさのが・・・。然し、柚の葉は一枚もないし、どうするんだよぉ~、と思ってはいたが、何処かでじっと潜んでいたんだ。やっと葉が、数枚ついたら出てきた。

 自然のもたらす知恵に、人間が気付ばいいが、見落とすことも多い。枇杷葉茶を飲み出したのは、更年期に入ってからだ。その年齢にならなければ、わからないことが多い。腰痛も然りで、動けなくなって慌てた。医者嫌いゆえ、望みを託したのだ。

 尤も、医者に行っても治らないのは明らかで、最悪状態での手術か、電気を当てるか、気休めの湿布程度。金が嵩むだけで、碌なことはない。枇杷葉で生かされていることを実感。これは自然からの恵みを、感謝して戴くことに通じているのだ。

 加えて、自分が治ったんだから、誰かに教えてあげたい。援けてあげられるなら、惜しむことはないのだ。また、枇杷葉を信じることで、随分と心が豊かになった。これは宇宙の力を、分けてもらえたことへの感謝だ。自分を信じることにも依るが。

 そういった民間療法が、長い歴史の上に成り立っている。日本では、光明皇后の施薬院がそうで、奈良時代に遡っていく。中国の典薬には、お釈迦さまも施術していた記録が残る。事実無根ではなく、ビワの葉自然療法、という本にも書かれる。

 我が家の白枇杷。土肥地方にあるから、白枇杷と言うのであれば、なんというのか疑問も湧くが、皮の色が薄い、味は濃厚。

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