龍の姿が視えた、と思ったら、天が抜けたような豪雨である。入梅になったとは言え、愛車の上に龍が陣取っているような雨である。朝は、桑の実を取っていて、手が黒くなった。野鳥が啄ばみに来ている。しっかりと食べてよ。いえいえ礼には及びません。
午後から、上級生の家まで、カリーナのりんごを持って行く。家に居ればいいがと訪ねたら、玄関が開けっ放しで、上がり框に坐り出かける処と言う。急ぐ用事ではない、と話し込んでいたら娘さんが帰宅。駐車場に車が入らないから、と言うのでお暇する。
中学時代、遠距離の通学が嫌さに、バス通にしてもらった。片道、1時間強の時間で、然も、舗装していないジャリ道である。冬には手は悴み、夏は咽喉が渇く有様。幾ら子どもでもしんどさは比にならない。朝は下り坂、夕方には上り坂になるのも辟易だ。
そのバス通学時に、1年上にいた人で、高校時代には家に泊めてもらったり、実家の近くに住居を構えているので、子ども等が小さかった頃には、母と一緒に買い物に出かけての途中、挨拶をしたりの行き来をしていた。先日、久しぶりに薔薇園で見かけた。
お互いに、家庭を持つと、それなりに多忙を極める。況してや、孫も居るとなると、多方面には手は広げられない。そういった理由で、気になりながら、ご無沙汰をしていた。久々に遭ってみれば、老眼で支障が出ることが増えたと話す。お互い歳を取った。
帰宅して、パソコンを点けようとしたら、雷が聴こえる。ちょっと休憩、と365日の話を広げる。読みでのある書籍なので、これが中々進まない。加えて何処まで読んだか忘れる。おかしいなぁと一人苦笑しつつ、ページを繰る。何回読んでも楽しい内容です。
バッタの大きなのと、カメムシ数匹、毛虫大2匹捕獲。カラカラ天気にならず、ほっとしたのもつかの間、ナメクジラの発生で、苗が蕩けていくのに困る。凄いね、唾液で溶かせていくんだね。葉に大きな穴が開いているよ。見守りと根気の連続に負けそうだ。
白枇杷の花芽。これはお茶にした。寒さに弱いのは、小さな実がつき始めた頃。折角の実が結実しない。