勤務を都合で休む訳にもいかず、早出勤をする。風が吹くものの、勢いは然程なく、雨も降るが増水には至らず。帰宅して、木の葉の散ったのを掃く。少しは仕方ない。案じていたよりも、被害の少なさにほっとする。想定時には、最悪をしておくのがいい。
施設の避難方法も、高い場所に逃げればいい、と言うが、歩いての避難が可能な方は、一人も居ない。認知症での行動には、突発的なことが予測される。水の勢いは、あっという間で、避難勧告出てはいても、食事時であれば、そこから動けない事態にも。
ロープの結び方を習おう。施設の天上には、太い梁があるので、車椅子ごと、或いはそこに引き上げて、救助を待つのも案かもしれない。電気系統の使えないことも、考えていかないと、外に出れはしたものの、避難場所に入れないことにも。自家発電点検。
年代で思考能力の差が出るが、個人的には、災害時には電気は当てにできない。懐中電灯の備えや、避難経路の順序をきちんと把握したい。転ばぬ先の杖だが、その使い方を知らないでは、生き延びれない。水も、非常食も、準備は出来ているのかしら。
我が家に居れば、1ヶ月は大丈夫だが、水害の怖さは、これ位ならとの想いでいる事。避難するより、我が家を動かない方が、生き延びれる。電気製品に頼らない暮らしで、どうということもないのだ。心配なのは、蔵書が水浸しになることだ。元に還らないもの。
無農薬の土には、露草が広がる。ここ数年、初夏から秋にかけて、毎朝青紫の花を付ける。昼には萎んでしまうが、清楚な姿に似ず、繁殖力は旺盛だ。庭中が露草だらけである。葉月になったので、抜いていっているが、気づいたら咲いているのにびっくり。
初夏の咲いた薔薇も、秋になって咲くと、深い色に思えてしまう。今年は、不穏な天気なのでどうかな?