小学校の運動会。台風が近づいているという情報だが、本日以外は出来ない。とかで、種目を前倒しで行う。昼食を挟んで、雨脚が強くなるが、小学校は統廃合で、最後となる。きっと皆の希薄に、台風も配慮した様子で、晴れ間となって続行する。
無事に、運動会も終え、天気も最悪とはならずで、実にほっとした。新暦で何でも前倒しで行うが、旧暦ののんびりゆっったりもいいが。勤務の疲れから、やっとのこと起き、巻き寿しを作る羽目に。その後、娘を迎えに行って、ぎりぎり開会式に参加す。
中学生と違って、小学生は面白い。爆笑の連続に、地域の温かさを思う。個性豊かな40人の生徒達。孫等の6年生は5人。中学生の応援と飛び入りに、最後を飾った借り物競争。皆、仲良く、どの児も大切な未来の担い手。夢と希望、やさしさを忘ずに。
彼岸花が咲き出す。この季節、子どもの頃に読んだ、親になって、子どもの教科書に載っていた、ごんぎつねを思い出す。宮沢賢治より、新美南吉の作品に、強く惹かれる。最後の胡弓弾きや、牛をつないだ椿の木に、はなのき村の盗人たちもいいなぁ。
てぶくろをかいに。新美難詰は、狐が好きだったのかも知れない。狸と狐、河童等、昔話には大抵登場するが、最近は見かけなくなった。狐って、実際に人間を騙すのだろうか、自然破壊を行うから、自分達の棲み処に近づけたくなくて、カモフラージュ?
人間の土地等、誰が決めてしまったのか。其処に棲む生き物にとって、快適な自然を残してなら、自分の土地と言えばいい。微生物も居ず、虫も動物も居ない場所には、人間は棲めないのだが、便利さと快適さだけで家を建て、生活用水を流し続ける。
辺野古移設を、何がどうあっても、続行する姿勢だ。沖縄県民の想いを逆なでする、判決に唖然となる。これが、東京都知事と、沖縄との違いだ。沖縄県民は、何等悪い事はしていない。戦後が残ったまま、時代を逆流させている。政府は姑息過ぎるよ。
十五夜、十六夜、立待ち月、居待月、寝待月・・・。秋の夜長である。本が読める幸せに感謝。