櫛という日に、思い出すのは、ヤマタノオロチ。人身御供にされる、クシナダ姫。日本武尊が妙案を用いて助ける。古事記・日本書紀には、夫婦となる。と記載される。地方豪族の妻より、中央政権の地位に頼ろうとする。どっちにしても、権力の前には無抵抗。
それから何百年、数千年の時を経ても、中央との軋轢、地方への切捨ては、相変わらずで変わらない。実権を握った者にとっては、不動の地位を譲れない。金の癒着は当然のこと。影というか裏では、熾烈な工作が進む。これもいつの時代にも、同じ内容だが。
嘘つきは政治家の始まり。とも言うが、清廉潔白では、国の行く末は怪しい。あちら立てば、こちら起たずで、情勢を巧みによめる、参謀の存在は欠かせない。外交手腕とも云えるが、裏方に徹して、自分の命も惜しまない。まさに東西奔走し、身を粉にして働く。
暴力団との付き合いはないが、人情に篤く、徹底した寡黙な生き方。世の悪を総て知り、潔しとする人生に、感情は捨ててしまう。昔は、気質の方が多く居て、自分の生き方に誇りを持っていた。今は、埃にまみえた泥試合に見える。程遠く、彼方の人生観だが。
内田康夫の、札幌殺人事件に入ったものの、何と言う迷路に入り、こんがらがって読めない。これ、わざと読み辛く書いていない?いくらミステリーでも、筋を通してほしい。周りくどいというのか分らん。詐欺かペテンの類か、やっと上巻の巻末に来た。ややこしい。
台風が、今夜半には上陸する様子。地球上で起ったことは、受けて起たねばならないが、戦争だけはいけない。政府の主要メンバーが殺されるのではなく、民間人の多くが犠牲になる。命を何と想っているのか、甚だ由々しき問題だ。人命軽視の風潮を助長。
リエさんが送ってくれたふなっしー。なんでもkazu君が、わざわざ吊り上げてくれたとか。ありがとなっしー。