豪雪、猛吹雪を、その土地の呼び方で、白い悪魔とも言うそうだ。雪が降って綺麗だ、等は直に溶けるか、雪掻きの大変さを知らぬ者だろう。雪の重みで家が潰れる。いくらスノータイヤと言えども、スリップの危険性がある。かといって歩くのも・・・
雪女。否、遭遇の可能性は大いにある。吹雪の夜には、何処にも出かけないのがいい。方向感覚が狂って、視界は閉ざされる。自然の猛威に、ただただ人間の無謀を知る。先日読んだ、魔女の血をひく娘の続編。吹雪の中で不思議な体験をする。
彼女が、魔女であったとは思えないが、特殊な能力と、選ばれた者の運命で、様々な体験や経験をしていく。その根底には、地に、天に祈り、教えを乞う素直さがある。感覚を研ぎ澄まし、知識を積む。自分だけのためではなく、凡ての人に還して。
天然痘。ジェンナーが治りかけの菌を、わが子にうえたことは有名だが、医学の知識も乏しい時代、治療法を知っていたことに驚く。薬草の使い方、処方方法にも感心する。日本だけでなく異国の地にも、漢方は用いられていたのにもびっくりした。
魔女は存在していたのか?そうではなく、ちょっとした工夫と知識、加えて感能力や直感とでできたようにも想える。いつの時代にも、異端者は避けられ迫害される。そうして自分達に無い物を持っている、と言う理由だけで、魔女扱いをするのだ。
すばるの元気が戻り、餌もやっと食べだす。腕白は少し減ったが、家中を駆けている。高い所に上がっては、下りられないと鳴く。飛べるでしょう、と言うとそうだったと下りて来る。相変わらず抱っこをせがみ、布団に入ったら腕に吸い付いてくるが。
チョコレートケーキが好きである。蜜柑の皮も食べる。柑橘類は、苦手じゃなかった?大根の葉も食べている。枇杷葉茶を飲むので、毛艶は好くて抜け毛がない。銀河は、途中からだったが、すばるは最初からなので、ないと煩い。猫に枇杷葉茶。
今年も、三日となったが、過酷な労働に嫌気が差す。インフルエンザも流行だし、嗽と手洗いは欠かせない。あけび(山女・通草)酒で、痰がとれるので、咽喉の調子はいいが、重労働に扁桃腺炎が出てくる。簡易懐炉装着で、低温火傷になってる。
掃除は済ませたが、窓の汚れを拭いたい。明日は休みなので、遣っておこう。枇杷葉の生葉も採って、焼酎に漬けおこう。年賀状は書いて投函した。今年は、パソコンの調子が悪いので、筆で書いた。年賀状も今年まで。何だか大儀になってきたよ。
旧正月を過ぎて、やっと咲き出した白枇杷。鈴生り状態で、たくさんの実を収穫できた。今年は少ない。