枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

霜月、三隣亡

2017年12月29日 | Weblog

 昨今は、お飾り等の一夜飾りを平気でするが、そういった縁起物は、極力避けたいもの。日本の風習をするなら、それまでの用意を怠らず、25日には飾り付けるのが好い。クリスマスに浮かれるより、同じなら暦を参照して。年末最後の行事に餅搗きがある。

 各地の風習に依り、29日とも30日とも言われるが、餅を搗いてはいけないようだ。これには、多忙な主婦に、計画を以って当らせ、無駄を省くこともある。掃除に撤し、後日の憂いを払っておく。従って、外回りの埃と、窓の拭き掃除を終える。結露で黴となる。

 天気であるが、午前中は曇りで、午後からの薄日には布団は干せない。友人が、最後の枇杷葉談義に訪れる。鉈豆の効用やら、山女の使途やら、枇杷葉茶の効力に話が盛り上がる。薬には即効性があるが、部分的なことだけで、他の部位に悪影響を及。

 自然の物には、ゆっくりと穏やかな作用が齎され、時間を掛けて治すので、直には効かない。同時に、自然治癒能力に援けられて、自ずと治そうという気持ちが大切。医者や薬が、治すのではないのを知っておきたい。加えて、食生活の根本を改善したい。

 それにも、自分の意思の変らぬ気持ちが大切で、信念を曲げないことだ。癌には、誰しも罹るのだが、悪性にする原因を作らないこと。防腐剤や着色料等、化学物質を口にしない。誘惑に負けて、病院通いをするか、健康で日々を送るかは、個人の自由だ。

 年金暮らしになれば、医療的な物は出てこないので、今から予防として、行かないで済むようにしておきたい。外科的な処置にも、枇杷葉は対処できるし、ドクダミや鉈豆の効果にも注目したい。自然の恩恵を心して、大切に使う。独り占めはしないことよ。

 枇杷葉の葉にも、生葉は痛みや打撲に、血止めにも使える。保存的な処方には、焼酎35℃を用い、生葉を先と軸を切って漬ける。切った先と軸は枇杷湯にしたり、足湯に用いる。枇杷葉茶には、可能な限り、寒中の物を使い、切って自然乾燥させる。

 花芽茶や、枇杷種茶は、時期にしかないので、結実の物を置いて、香りで愉しむ。種は、初夏から出回る実を食べ、乾燥させるか直に焼酎に漬ける。梅雨時と重なるので、黴には充分注意しよう。お茶で飲む場合の保存は、冷凍庫でする。腐るので用心。

 一番大切なのは、自然に感謝し祈ること。当然とか、当たり前ではないことを、心したい。お金で買えない、命の恵には、神の想いが存在する。同時に、自分の言う言葉にも、態度や生き様にも、出てくることがあるのを知っておこう。平等というのは心構え。

 宇宙を観て、明日の天気や、農事を想う。必ず、知りたいことを宇宙は教えてくれる。風に雲に、星に諭される。

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