枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

葉月・甘露、十方ぐれ入り・小潮

2020年10月08日 | Weblog
 二十四節気 寒露 秋涼増長し、露は陰気を含み、寒涼となる意味で、寒露と言う。毎年、十月八日頃である。このところ、気温が低くなって夜間の就寝に毛布を出しているが、足元が寂しいのも重なる。日中には汗ばむこともあるのでその差に戸惑う。インフルエンザも予防接種が始まったようだが、仕事を辞めて一番うれしいのがこの注射でもあるのだ。

 昨夜からの雨にゆっくり起きる。一昨日には快晴であったのを幸いに、午後の7時頃には木星と土星をデジカメに納め、日付が変わってからは火星の接近を愉しんだ。萩尾望都・スター・レッドを想い浮かべながら観上げる。土星は光度が低いが、木星も火星も、明け方の金星も素晴らしく輝く。こと座のベガが基本光度(0)で、そこから分かれていくそうだ。

 ここを訪問しての方に、木星の衛星も撮影されていたが、実に美しい自然からの贈り物だ。沢田研二さんが疾風のアラビアでの撮影時とは世界情勢も異なるが、宇宙を眺めていられることは至福の幸せに価する。況してや、撮影できることにも感謝を想う。戦争時の状況では宙は無論のこと、海も山も撮ってはいけない。否、撮らせてはくれないのですよ。

 火傷をした友達から連絡が来て、水泡が破れて剥がれそうだと言う。自然に剥がれるから触らないのがいいと伝える。枇杷葉の効果が、素晴らしい回復治癒能力であることを証明。塩にも援けられてのことだが、医者に行くまでもなく完治するのを待てない人の多いことや、信じることの薄さに厭きれたり。厭、最初はヒリヒリしますし熱があれば痛みも。

 でも。我慢する気持ちがあれば、次の段階にいって自然治癒力が活発になり、細胞に指示を出して治る方にと向かう。打撲も切り傷も虫刺されにも重宝するので、枇杷葉の生葉を採って焼酎に漬けておく。生葉がない場合や、咄嗟に使用するにはこっちがいいかな。わたくしは何時でもあるので、使い分けています。癌細胞にも広げていかせない働きをする。

 ドクダミ茶を飲むのも、体内での臓器の疲弊を和らげるので好く、薬草は穏やかに効いてくるので有難い。産後の肥立ちを援け、マタニティーブルーに効き目もある。自律神経失調症への対処にも好く、心が平安になるよう促す。赤ん坊は泣くのが仕事で、だからこそ生きてもいるのだ。何とも痛ましい。枇杷葉茶には心も身体も温める薬効が大きいの。

 マスクも仕上がり、出かけることもないので林檎酒の味利きをする。これは風味がこと他よろしく、昨年してから填まった。林檎は焼いても好いし、油で揚げるのもいいが、これも美味しい。我が家での実生りがさっぱりなので買うが、未だ早くて味が薄いな。蜜柑も作れるようだが、これは食べるのが良いのでやらない。柑橘類には発芽して揚羽の宿。

 すばるの足の爪が伸びて引っかかるのを、朝捕まえて抱っこして行う。一応抵抗を試みてはいるが、駄目ですと言い切った。今は足元で丸くなっている。昨日、じゃれてきて痛かったので…爪砥ぎも決まった場所をしているが、飼い主の顔を見ながらやる。マッサージチェアは無残な有様。本日の目的は何もなく、片付けもしなければとのんびり過ごす。

 ブログの更新を毎日遣っているが、書くことが沢山あり過ぎて困るし、長くなってしまう。時々星の写真や花の記載に訪ねることもあり、様々な内容に感服したり、強引な枇杷葉のコメントを入れることもある。基本、性格上から他人に読んでもらおうとする意思がなく、譲歩もないので訪問者は少ないが、記事を読んでくれることに感謝する想いは強い。

 初夏の田舎の風景。この時期には見渡す限りに栴檀が咲き誇って、甘く爽やかな香りを風で運ぶ。雲のように咲くので樗とも。



 
コメント
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