枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

想いを馳せて・・・

2017年12月21日 | Weblog

 未だ、末吉暁子さんが亡くなった実感がない。同じように、佐藤さとるさんが居ないのが、どうしても信じられない。逝ってしまった人を、現世に戻せる方法はないが、この募る想いに淋しさが込みあがる。枇杷葉の下に佇めば、懐かしさが堰を切り溢れる。

 上京の度に、やさしかった暁子さん。誰にでも同じ態度で、それでいて細やかな心遣いをされていた。がんこちゃんの人気が衰えないのは、暁子さん特有の資質でしょうね。わたくしの持っている縫いぐるみには、赤穂で逢った時の、サインが記されてる。

 佐藤さとるさんが、ファンタジーの日本を、世界にも通じる児童文学作家と知り、その方が目の前においでなのを夢心地で居た。憧れの方は、やさしい微笑で話してくださり、一緒に写真に納まってくれた。以来、サイン本を送ってくださり感激に小躍りした。

 自分の人生を振り返ってみれば、なんと華やかなことだろう。そのきっかけを作って下さった方にも、チャンスにも感謝しよう。明日に命が終えようとも、こんなに幸せなことはない。枇杷葉との出遭いにも、不思議な運命を感じる。時間と空間が交差されて。

 昨日の寒さは半端ではなかった。分厚い氷が出来ていたし、大霜に霜柱が立っていた。すばるは震え上がって鳴くが、暖房器具を点けたままだと、火事になったら困るでしょ。湯たんぽが安全で温かいので辛抱してよ。炬燵だって危険で留守には用心。

 新暦では、既に年の瀬まで10日を切る。冬至が過ぎれば、あっという間の年明けとなる。年賀状を書かねば、と思いつつ筆が進まぬ。今年で止めるが、命の儚さに胸が篤くなる。時は止まってはくれず、アメリカの飛行も、横暴さもまかり通る。世の中不穏。

 平日の駐車は、時間が遅くの出勤は、遠くになってしまう。夕方の遊歩道を5分以上かかるが、微風に枇杷葉の花芽が漂って、やさしい香りを流す。枇杷葉は、バラ科なので、その匂いは馥郁としたものだ。すばるが薬に遣られて、餌を食べなくなってしまう。

 帰宅したら、寒さに震えながら、出窓の指定場所に居た。餌には、全く手を付けずである。腹が減っているのは明らかで、獣医から帰宅したら、流石に三日は辛くがっついていたがどうしたんだ。注射をされた時、叫び声を上げたが、どこか神経を痛めたか。

 手術に連れて行かねばよかった。連れ帰ってから、元気がない。飼い主に似てしまい、医者も薬も嫌いなようだ。猫だって、人間の心が分るし、ちゃんと喋るんだよ。聴こうとすれば聴こえ、観ようとすれば視える。霊感がある無しでなく感応力の使い方か。

 春の宵は、何が動き出すか分らない怪しさがある。月の美しさに魅了されて、時を忘れて見惚れてしまう。

 

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老婆の休日なれど

2017年12月20日 | Weblog

 否、そこまでの歳とは思っていないが、他人から見れば、歳でもある。孫からは、完璧お祖母ちゃんである。還暦を過ぎて、介護の仕事を辞めようとしながら、諸般の事情で続けて来た。年齢を重ねると口は達者であるが、身体は動かない。えらいこっちゃ。

 沢田研二さんの、タイガース時代からのDVDを観、ソロになった当時は抵抗があり、セットで買った10年後からの姿しか知らない。次が、武道館でのコンサート。タイガースをゲストで迎えた武道館2011・2012、大好きな瞳みのるさん・ピーに遇えたこと。

 それから2013タイガースコンサート。買った順番は逆なので、最初のステージを観た時の衝撃は、可なりのものだった。ジュリー何で肥ったの?現実との対面にびっくらこいた。2回目のステージには慣れたが、アクションの凄さに、歌の巧さに70歳前とは。

 そんで。これは昔の沢田研二さんを知らなければ、と大金を叩いてDVDを買ったのだ。未だ、全部を買うには、一抹の戸惑いが残っている。まあ少しづつ、必要とあれば求めよう。収入は決まっていり、急がず慌てずで。田中裕子さんの二十四の瞳も。

 壷井栄さんの記念館に行った時、彼女の主演作だけ売り切れだった。他の女優さんのはちゃんとあったのに。入館料が高い割りには、品揃えが悪かった。すっかり気分を削がれて、一緒に行ったリエさん達には申し訳なく思ったが、大切な物を失くした想い。

 予知夢。否、予言だろうか。その人の未来が視えたのだ。でも、まさか本当になるとは、それほど強い映像ではなかったのに、現実になってしまった。然も重なるように、宮城谷昌光氏の、呉漢を読み始めたのだ。そこに物の本質が書かれていてびっくりした。

 明日の弁当の用意に、巻き寿しをする。稲荷鮨は、前回の残りの揚げがあり、5合仕かけてしたが、ぴったりの分量になる。約束した人も居るから、ちゃんと10本巻いた。危うく忘れるところであったが、自分のも要るじゃない。沢田研二さんを観ながらであるが。

 すばるは、少し落ち着いたようだ。薬は、口を開けて入れる。仕方なく呑みこむ。抗生物質だと言うから仕方なく入れるので、察しているらしい。飼い主が薬が嫌いなので、似てきたものだろう。薬害症状で、身体中が痒くなる。枇杷湯で何とか抑えているが痒い。

 星月夜。冬の宇宙の眩さ、昴が輝き、猟犬座、大犬座、子犬座が並んで、冬の大三角を模っているよ。オリオン座の三ツ星の回りには、素晴しい星雲が観える。シリウスのαケンタウルス、観応えのあるプレアデス星団・ヒアデス星団の輝き。冬の宇宙は拡がる。

 クリスマスローズは、我が家では鉢植が多い。地植にしたのもあるが、花が咲かなくて。鉢も年々大きくして。

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天気だが・・・

2017年12月19日 | Weblog

 雲が多いながら、天気であるが寒い。風が出ているので、布団干しは止める。昨日の乾いた洗濯物を取り込もうとしたら、足マットに野良猫が悠々と毛繕い。何てことだろう。再度の洗濯を余儀なくされる。洗ったばかりの気持ち良さに腹が立つ。

 そう言えば、この野良猫が黒なので、一時は飼ってもいいかと思いもしたが、余りの汚れに閉口した覚えがある。すばるが居るのが分るらしく、縄張りを標している。午前中は、のらりくらりと新聞を読み、珈琲を挽いて淹れ飲む。穏やかで寒い。

 光熱費が結構な価格である。寒さに耐える身体も必要だが、すばるにとっては最悪条件。猫は寒がりである。飼い猫であるだけに、我が家に来てからの暮らしで、ぬくぬくと育った。甘えん坊で悪戯腕白でもあるが、寒さにはほとほと弱くもある。

 魔女の血をひく娘。やっと完読したが、魔女の条件に、当て嵌まることに驚く。薬草や自然治癒が、魔女のすることであれば、如何ともし難い。英吉利や仏蘭西では、こうして特殊な能力を持つ者に、迫害を加えて来たのだ。超能力者への差別。

 未来が視える。相手の心が読める。時間を行き来する。それらは太古の歴史の中で、ある時には都合良く使われ、政治に生活に歪められて用いられた。その時に、神の代理であり、神そのものであったのだろうが、警告を聴かなかった報いが。

 人類の為だけの地球ではない。霊長類の頂点に立つ、という勝手な考えである。本来は、多くの視えない生き物に援けられての人類が、唯一愚かで弱い物だ。この素晴しく青い、美しい星を穢し、汚染させているのは、他ならない人間でもあるよ。

 アメリカは、直ちに沖縄から撤去することを、強く望む。小学校の上を飛行させない、という問題ではない。基地があるから、離着をするんだろう。日本は、戦争に負けたが、アメリカに屈したのではない筈だ。戦争には相手がいたし、原爆投下も。

 あの時代に翔べるなら、きっと操縦桿を握ろう。そうして、目標に向う振りをしながら、上昇して大気圏を突破しよう。燃料の尽きるまで飛び続け、宇宙の彼方に屍を曝そう。未来は変らないかも知れぬが、この青い地球を守る為に、命を懸けよう。

 或いは、時間を超えて翔け、広島や長崎で無く、東京に原爆を落そう。罪のない命よりも、実際に携わった者の命に代えて。首都喪失になれば、アメリカの対応もまた違っているだろうから。タイムマシンでは、歴史を変える事が出来ないとあるが。

 如月を過ぎ、弥生の近づく夕方に、昇り来る月の姿。春の月はなよやかで、心を蕩けさすように美しい。

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霜月、朔・大潮

2017年12月18日 | Weblog

 旧暦では、未だ霜月になったばかりと言うに、街では早々と、クリスマスの飾り付けがされ、クリスマスソングが流れている。昨今の日本は、外国モドキばかりで、国民性を質素に執り行う行事は減るばかり。頑固に守るのではないが淋しい。

 小春日和であるので布団干しをする。雲は次第に広がって来るが、何とか干し終えた。パソコン足元用の敷物に、何やら黒い生き物が・・・。見れば見るほど、すばるそっくりな黒猫だ。そいつが器用に落して上に乗っかっている。にゃんちゅう。

 野良猫であるが、すばるよりは一回り大きい。尻尾の長い黒猫で、どうも雄らしい。当のすばるは、出窓の所で日向ぼっこをしている。布団を仕舞う時には、襖を閉めてからするが、それでも外に出てはと気を遣う。今は、お腹一杯だからかな。

 サンタさんの花芽を少し採ってみたが、満開になっていず蕾が多い。先日の雪の日から、何か寒さが厳しくなって、雪花の散る日が増えた。リエさんに逢えた先月が気候も天気も体調も佳。インフルエンザにはなってないので、年齢の衰えです。

 枇杷葉茶の効能には、実に多岐に亘るものがあり、一番手近な遣り方は、生葉を痛みのある箇所に貼ること。足の裏は、第二の心臓、とも言われているので、歩行困難や膝の痛みに対処出来る。肩凝りには、蒟蒻を用いた方法で温めるよ。

 腰痛予防にも、冷やさないのが最適で、枇杷葉温圧療法を施行する。熱感があれば生葉を当てるか、焼酎に漬けておいたのを用いる。その後、蒟蒻を温めた物を晒しに巻いて当て、その下に生葉を敷く。体の部位は冷やさないのが良い。

 基本的には、生葉は何時採っても使用してもいいが、薬効の優れ時期は、寒中が適している。また生葉を捥ぐには、硬くてごわごわしたのをします。春の彼岸頃からは、新芽が出てくるので採らず秋の彼岸頃から採り、軟らかいのは避ける。

 夏の時期に枇杷の実を食べ、種を土に植えましょう。3ヶ月経ったら発芽します。2・3年経過してから、鉢に移植するか地植にします。全長が10mにもなるので、剪定して横に伸ばすか高さを調節します。早くて5年、遅くて9年で花芽、結実。

 日当たりを好み、水捌けのよい場所で管理します。夏分の水遣りは欠かさないように。地植では天水で。米の研ぎ汁や野菜屑等、化学肥料を使用せず。寒肥には、塩と糠を混ぜて遣り無ければ何もしなくて好い。感謝と祈りを忘れないこと。

 寒い地方では実が生らない。千葉県が境くらいでしょうか?雪の降る地方では、結実しませんし、葉が霜焼けになって枯れます。温室があれば、暖房はしなくても育つかな?ギリシャの地中海地方から、インド・中国にかけて広く分布している。

 何とも賑やかになっていく春の庭。冬の殺風景な庭には、枇杷葉の花が咲き、梅に移り、クリスマスローズに。

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一夜明けて・・・

2017年12月17日 | Weblog

 昨日、約束通りに迎えに行き、連れ帰ったすばる。籠から出して抱き上げ、獣医さんが予測無く注射を打つ。2本目が巧くいかずでぎゃあ!と叫んだ。持って行った袋に入れられ獣医から出て、車に乗り込むまでは、寒さと怖さで何も言わずに震えていた。

 そこから可なり距離が離れた途端、鳴きながらの訴え。小さな児が、他所に預けられて酷い目に遇ったという、涙ながらの声で鳴くのだ。抱っこしてよぉ、と暫く訴えていた。猫の鳴き声ではない。人間の言葉に聴こえた。考えてみれば未だ、10ケ月である。

 鳴きながら、しゃくりあげ、抱っこと言うすばるに、愛おしさが増す。何も分らないまま、手術の場所に連れて行かれ、そのまま帰られた。麻酔が効いているとはいえ、目覚めれば見知らぬ所。鳴き声さえも出せずで、どんなに心細かったか。恐怖に慄いて。

 家に帰っても、薬の準備や、荷物を先に下ろしていたら、ふてていた。袋の中におしっこをして怒っている。枇杷ローションで綺麗に拭いて遣る。獣医の臭いに、逃げ回っている。傷口を嘗めないようにもらった備品は、今朝上手に外していた。お利口さん。

 すばるの毛並みの美しさに、枇杷葉茶を飲んでいる効果を想う。おしっこも臭わない。毛も抜けない。枇杷葉茶に限り、猫は飲むので、試してみてはいかがでしょう。人間に好いものですから、猫にだっていい筈ですよ。傷口にスプレーすると、痕が消えます。

 先週から、今週に掛けて体調不良が長引く。風邪を引いているのではないが、用事が多くあって、あちこちしたからだ。休日をじっと家に居て、読書だけに過ごせれば、それに越したことはない。然し、そうも言うてはおれず、庭の片付けと枇杷葉の成長に。

 体調不良であるから、と言っても、食事の用意はしなければならない。三度の献立もだが、腹に入れておかなければ、倒れてしまう。更なる身体の調子が整わない。タイガースも聴きたくない。読書だって大儀になる。それでは本末転倒なので摂取をする。

 明日は、霜月となる。神さんも、長い出張やら、休暇に欠伸をかみ殺しての社にお帰りだろう。年の瀬の慌ただしさに、庶民の願いを聞届けてくれはしないか。最近は、一円玉さえ落ちていない。一葉さんも、大つもごりでさえ薄情な顔だ。貧乏神さん気の毒。

 白のクリスマスローズ。この色ばっかりでは淋しいので、淡い薄桃が多い。黒や緋もあって、庭を彩る。

 

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すばるの不在に・・・

2017年12月16日 | Weblog

 飼い猫であるが故の、人間の勝手とはいえ、可哀相にも思えるが、獣医に連れて行った。たった数時間のことに、淋しさと慕わしさが募ってくる。今頃には、麻酔が効いている頃か、薬で眠らされているであろうすばるに、腕白悪戯盛りを想ってしまう。

 タイガースを、沢田研二さんを聴いても、何だか物足りない。独りで居た時間には、然程感じなかったのに、すばるとの数ヶ月が、こんなにも大切になっていることに驚く。休みの日には、甘えて纏いつき離れず、仕事の日になると、自分も行くと拗ねる。

 餌を食み、枇杷葉茶を飲んで、お腹一杯になり、気持ち良さそうに眠る。欠伸をして、前足を踏ん張り、尻尾をピンと伸ばす。箪笥に飛び上がって下りられず、冒険をして埃を付けて出てくる。掃除の行き届かない場所に入り込む。ごきぶりを追い駆ける。

 外に出して遣りたいが、猫の、然も雄なので。最初は、怖くてそうでもなかったのが、慣れてきたら、大胆になってきたのと、野良猫の臭いが気になるようだ。此のところ、見知らぬ猫が居座っているので、外に出て行こうとする。銀河も出て行き災難に。

 明日の夕方、勤務を終えて直行しよう。お腹も空かせていることだろうし、きっと不安と心細さで、待っているだろう。連れて行った時には、鳴き声さえ上げず、置いて行かないで、と訴えていたすばる。他所の猫は、興奮してぎゃあぎゃあ叫んでいたが。

 庭の枇杷葉の花芽が匂う。枇杷葉は、薔薇科である。加えて、白い花は夜行性もあって、その香りは強い。忍びやかでもあり、まるで魔力の係ったように、鼻腔を擽る。それが枇杷葉の芳香であるのに気づくのは、花の咲く時期を知っていなければだが。

 枇杷葉の枝の先が、心なしか膨らみを見せ、次第に小さな丸みに変り、薄茶色の塊が形になっていく。そうして数ヵ月後、白い花弁が綻んで咲く。大きさは、子どもの手から、大人の握った手位のと様々で、苞が破れて花に変わる。寒い季節に満開です。

 昨年は、節分を過ぎて咲き出したのが、全部結実して熟れた。今年は、裏年なので花芽は少ない。サンタさんのは殆んどの枝に見えるし、りささんのには8つ付いて、暁子さんのに決めているのは、群がって満開。リエさんのは、苞の状態でちらほらと。

 クリスマスローズのあいらしさに、毎年苗を買って増やしてきた。零れ種で、増えていくのも愉しみ。

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ふたご座流星群

2017年12月15日 | Weblog

 昨夜の、明方の宇宙を観たかったが、体調不良にて断念した。思いの外たくさんの流れ星であったらしい。今晩も引き続き観える。午前中は、布団干しを、午後からは友人が来、年の瀬でもあることから、そそくさと帰って行ったが慌ただしい。

 これからすばるを連れて行く。布団干しの隙に、庭に脱走する。お腹が減っていることもあり、中々入ろうとしない。そこら中を駆け回る。トイレを換えて、やっと落ち着く。今晩は、泊まりになるのか?傷口を嘗める可能性もあるが、どうなんだ。

 たかが猫と言えど、これは炬燵代わりで重宝する。湯たんぽを入れているが、自然の温度で温かい。ちゃんとくるりと回って、頭を腕に乗せる。喉を鳴らせて甘える。悪戯の腕白ではあるが、眠る恰好は憎めない。子どもと一緒であるのに感心。

 年金の少なさに愕然としながらも、受給できるだけいいのか。掃除機の支払いもあり、あっと言う間に消える。複雑な心境に、金の価値を疑う。然し、年末でもあり、繰越はうっとうしい。寒さに暖房も点けるが、凍死した気分だ。冬は冬眠しよう。

 人生長くて短いが、このまま生きていていいものか迷う。仕事にも行けず、収入もないとすればだが、なまじ小額であるだけに、何だか騙されているような気分だ。金持ちの踏ん反り返った者には分らないだろう。水と塩、米があったらいいかも。

 ブログも更新しないで止めるかな。何だかやる気の無い想いに、人間の原点に立ち返ることも必要かと。どうも考えが浅い。生きることの感謝に欠しい。如何なぁ・・・頑張らなくてもいいと思っている。現実は極めて厳しいものだ。堪えていかねば。

 獣医さんであるから、と娘の勧めもあって連れて行ったが、大丈夫かな・・・。先客が居て、こちらの身元を詮索する。それにしても汚い猫だなぁ。すばるに枇杷葉茶を飲ませていてよかった。とつくづく想うが、何とも乱雑な病院である。藪か、土手か。

 掃除機の支払いをする。わざわざ取りに来てくれたので、枇杷葉の乾燥したのを渡す。枇杷湯にするよう話す。お茶で飲むには、やはり寒中の時期が好く、効き目も違うのよ。何時も不思議に想うが、暦を活用すれば、一目瞭然であるのに???

 Aさん家に、水を分けてもらいに行く。お客様であるので、そのまま帰ろうとしたら、久し振りだからとお邪魔する。で、何となく足が気になる。介護の話をしながら、自転車に乗らないように、押して歩いて、と話す。驚きの顔に恐怖が重なる。えっ!

 何でも、最近転倒されたらしい。足元が不安定だから、今後は自転車は乗らないのがいい。と申し渡す。何も言わなかったのに、どうして分ったの?そんなこと、解りません。説明できないけど、視えるんですもの黒い影が。Aさんには真実を伝えて。

 春の月。満月は朧に揺れる。菜の花の、梅の満開の上に、揺らめいているのがきれいだ。月の魅力に。

 

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パソコン買い替え時か・・・

2017年12月14日 | Weblog

 インターネットに繋がるが、システムの対応が出来なくなっており、最新式のは使いこなせないので無理だが、ブログの更新と、買い物がしたい。勤務先に出入りの業者さんに聞くと、中を移してくれるそうだ。知らない所に頼むと、法外な値段を請求される。

 他所で買ったのにも、ちゃんとしてくれると言う。然し、そういった電気関係には不手際なので、娘にメールをしておこう。明日は、すばるの手術があるし、どの途出掛けなければならない。従って、朝から断食なので、ご機嫌が悪い。そこら中を壊して駆ける。

 昨日、午後から体調を崩し、さっぱりなこっちを尻目に、カーテンを破り、観葉植物を倒す。餌の遣り過ぎで太目になっているので、腹が減っているらしい。24時間食べさせないで、と言われているが、メスでなし、そこまでと想うが、獣医の指示に従っておこう。

 伊方原発差し止め。原発の再稼動など、理不尽極まりない。電力会社の横暴に尽きる。町が潤わない、と反対しているが、福島の二の舞が起こらない確信があるのか?原発炉も、耐久年数が決まっていて、何かあったでは済まないのを、期間延長とは否。

 人間のすることとを、安易に判断するのは危険だ。放射能の始末を、安全で安心できる方法で管理するなら兎も角も、野晒しで、放置していて、何が経済を潤うすのだ。青森の六ヶ所村の、放射能値を、現状を知っているの?過疎の町に放置したままだよ。

 核との共存も、折り合いにも納得できない。諍いには、武器で対抗するばかりじゃない。星新一も、小松左京もまた、光瀬龍にせよ、その恐ろしさはずっと書いてきた。何も、SFの世界のことだけではなく人類が考えを改め、蒼く美しい地球を守っていかねば。

 スターウォーズ・最後のジェダイが、明日から公開される。駅前でもあるので、行って来よう。無論、DVDも買うのだ。仕事を辞めるタイミングにも悩みながら、体力的にきついのもやれない。そろそろ潮時かなと思える。決して楽な老後ではないが仕方ない。

 枇杷葉の蔭で、気づかぬ内に咲いていたクリスマスローズ。しとやかでつましやかな姿に、思わず微笑む。

 

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煤払い・・・

2017年12月13日 | Weblog

 昭和の時代では、家族総出で、畳を上げ外に運び叩く。板敷きの上の新聞を換え、立掛けて太陽に干した畳を元に戻す。襖の破れを綴り、障子を張替え、敷居の塵を払う。祖母の段取り指揮の下、両親も孫等も、汗だくの埃だらけで働いた。

 籾摺りをした後の籾殻を焼いた庭は、黒く汚れていて、筵を敷いていても隙間に見え隠れしている。冬の陽は遅く出て、早く陰る。その頃の服装は、豊かな物ではなく、ジャンバーでもあれば好い方で、じっとできない寒気が襲う。霜焼け・皸に。

 あの頃、何を食べていたんだろう?半農農家の貧乏な暮らしで、野菜は作らなければ口には出来なかった。肉など買えず、クジラの肉を買えれば、ご馳走だった。実際、川魚を干して焼いたの、祭りと正月の鶏で、牛肉等食べた記憶がない。

 今は、何でもある。防腐剤をふんだんに使い、化学調味料で味付けをし、長期の保存が効く。便利で簡単な食材は溢れている。気づかぬ内に身体を壊し、命さえ投げ出す。注射や薬で寿命を延ばそうとするが、そもそもが無理で限りがあるよ。

 自分が何時、命を終えるかは、決まっていても解らないが、その覚悟は持っていたい。自然に委ね、生きる意味を察し、或いは地球への感謝、宇宙への祈りで。夕方の天頂に夏の大三角が、夜の東南には、冬の大三角や、昴が燦然と輝いて。

 我が家のすばるは、女の児だと思ってもらったのが、腕白であった。名前もその心算で、すばるとしたが、どうも勘違い、思い違いであった。最近は膝が軋む。重いのである。抱っこはまだしも、乗っかってきて、膝で眠り出すと、痺れてくるのだ。

 猫は寒がりとはいうが、県北の極限の地域では、どうやって生き延びているんだろう。飼い猫なら、暖かな室内で過ごせるが、野良は寒いだろう。本皮といえど、あれだけでは凍えてしまわないか?雪や吹雪には、避難出来る場所があるのか。

 そうしてみると、人間て贅沢に暮らしているんだなぁ。地球は、人間だけの生活の場ではないのに。浩太郎さん、今年バッタが発生しなかったのは、地球の滅亡時期に近づいてるからでは?何だか不安で、とても厭な気持ちです。自然の法則。

 図書館から出たら、駐車場の端にある病院から、黒い煙が立ち昇っていた。胸の悪くなる臭いと煙。消防車の出動。

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年末大掃除

2017年12月12日 | Weblog

 新暦が一般的なので、今月は年末である。従って、大掃除となるが、室内は殆んど毎日、雑巾掛けをしているので、窓拭きくらいかな。朝の結露の時を、雑巾で拭き取るのが、手間が省けていいが、最近は横着になって、休日くらいしかしない。

 寒さを物ともせず、外回りも済ませれば、身体は温まり、痩せること請け合いだが、冬眠状態で動きが鈍い。やる気が失せて、じっと固まっている。床掃除は、すばるが悪戯するので、吹きまくっている。トイレの片付けが殆んどだが、天上からも。

 押入れが雪崩れ、箪笥の上が散乱、畳が爪研ぎ、畳んだ洗濯物は嵐に。寒いからと、湯たんぽをしているのに使わず、何をしているんだ?パソコンの部屋に入れておくと、何故か観葉植物が齧られる。大切な小物が壊されるので、閉め出す。

 餌は、充分過ぎる位に与えて行くが、淋しさと先日来の留守が、気にいらなかったようで、ずっと機嫌が斜めだ。毎朝、出かける足元にタックルしてくる。本気では噛まないのだが、それでも結構痛い。抱っこをして、お利口にしていてと頬ずりだ。

 そこで気づいたことがある。すばるは、にゃうぅ、にゃん、にゃうにゃう、とちゃんと返事の仕方を変えて啼く。猫って、啼き方で機嫌が分るのだと知った。銀河の時には然程、意識してなかったが、悪戯坊主に手こずっており、可愛くもありで研究中で。

 タイガースのCDは好きで、じっと聴いている。これが沢田研二さんになり、DVDだと反応が違うのも面白い。黒猫だが。飼い主に似ているんだと、可笑しい。瞳みのるさんの、ドラムには興奮している。猫の好みか、飼い主の気儘かは不明だが。

 魔女の血をひく娘・続に、惹きつけられる。話の内容と言うか、体験と言うか、とても不思議なことに繋がっていく。その不気味さに戦慄することも。生まれ変り、ということにも素直に頷ける。物語には、呪術が含まれているものか。時を超えて・・・。

 今朝、起きた途端に異変を感じる。銀河のお茶湯をしようと、外に出たら雪が積もっているではないか!昨夜は、ワインを振りかけたので、眠っており、深夜に目覚めた。そこら辺りから深として、静かに降り積もったのだろう。枇杷葉が心配だが。

 年中、宇宙を飽きもせず眺める。これ以上の自然からの贈り物はないが、仕事なればロマンもない気がする。

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