フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

2009渓流釣

2009-06-20 | 趣味

20日から21日にかけて、今シーズン最初の渓流釣に行った。今回は足を伸ばし、岐阜県と石川県の県境、白山登山口の石徹白(いとしろ)渓谷に挑んだ。東海北陸道の白鳥ICを降りて、しばらく地道を走る。白山中居神社を通り、石徹白川の支流に入る。このあたりは、完全なオフロードなので、車の底ががつんがつんと地面に当たる。午前2時着。薄く曇っているが星が瞬いているので、明日の天気は大丈夫だ。ビールで乾杯し、直ぐに寝る。

6時起床、直ぐにウエイダーを着込む。今回購入したテンカラ用竿3.5M(アルファビッグ)を取り出す。テンカラ用テーパーライン3.5Mにハリス40C、毛鉤をセットする。偏光サングラスを掛ければ、スタイルは一人前だ。勇躍入谷する。このところの晴天で水量は少ないが、水は透明そのものだ。1時間ほど遡行するが当たりは全くない。小休止し、朝食のおにぎりを食べる。ウグイスがよく鳴いている。更に1時間釣り上がるが、釣り果は無かった。大きな滝の下に来たので、その谷の遡行を終える。車で少し下流に行き、谷に入る。12時まで釣り上がったが、釣れない。竿をしまい、本日の宿泊場である、キャンプサイト「ロックフィールドいとしろ」へ行く。ここは大きなオートキャンプ場で、側に石徹白川本流が流れている。夏休み前なので、客は多くない。みんなゆったりと車を止め、テントやターフを張っている。

大休止を取り昼食とする。私は、途中のコンビニで買った焼きそば「究麺」(きわめん)だ。名だけのことはあり、ソースが効いて旨い。ビールとの相性は抜群だ。午後は魚の食いが落ちるので釣るのを止め昼寝とする。午後4時、魚がイヴニングライズを始めだしたので、付近の川に入る。ここには「CR」という看板が出ていて、イワナを保護するため、「キャッチ・アンド・リリース」をしてくださいとかかれている。ここでは、他のメンバーが釣れていたが、私は残念ながら釣果は得られなかった。

夜は焚き火とランプで明かりを灯しながら、おでんパーティとなる。持ち込んだボルドーの赤ワインの渋みとおでんの味がよくあって旨い。その後は、焼酎「黒霧島」やビールなどをガンガン飲んだ。そうこうしているうちに雨が降り始めた。明日が心配だが、9時に宴会はお開きとなり、バンガローに入る。寝袋のごろ寝だが、直ぐに寝入った。