今日の八ヶ岳清里もいい天気になった。風もない。外気温マイナス2度、室温13度、湿度40%。
昨日は全くフルートを吹かなかったので、今日は、朝食後フルートの練習をしておこう。まずはソノリテだ。その前に、先日のレッスンの時にチェックを受けたフルートの構え方を確認する。左手人差し指でフルートを唇にきっちりと当て、ぐらつかないようにする。
次は、「毎日の練習」NO1、テンポ88、パターン10でやる。このダブルタンギングが、難しい。特に高音は、音が出ていないので、テンポを落とし、まずは、音が鳴るように気を付ける。その後、バッハソナタ1033のAndanteを軽く吹いた。9時30分になったのでフルートを終えて庭に出る。
まずは、ゆっくり庭を回る。紅葉が進んできて、一段と美しくった。ダンコウバイの黄色が濃くなってきた。今日は、山の中も回ろう。森の成長競争に負けて、枯れてしまった木が、枯れたまま立っている。それらを倒す。大きなヤマツツジやミツバツツジが、日陰になってしまったため春にもほとんど花を咲かせていない。何とか、日のあたる所に移植してあげる必要がある。
その後、庭作業にかかる。今日は小屋の周りの伐採木の整理をする。切り倒しておいたコナラを40センチ長に伐採する。その作業が終わった頃、昼になった。風もなく暖かいので、昼食はデッキで取ることにした。
午後は、炉で焚火をしよう。伐採すると樹木の細かな枝が増えてくるので、それを炉で燃やす。その横で、薪割りだ。このところ、やっていなかったので割っていない丸太が大分溜まってきている。ほとんど毎日薪ストーブを焚いているので、薪の消費が増えてきた。薪を補充していかなければ、あっという間になくなってしまうだろう。その前に、薪小屋に積んでいる薪が、細い物、太い物、新しい物、古い物とめちゃくちゃになってしまっているのを整理しなければならない。
一旦、薪を小屋から出し、太い物から斧で割る。細い薪は楔とハンマーで割る。割り易いように薪の断面をチェーンソーで水平にしよう。太い薪は、斧をぶち込んでも一度に割れないので、鉄ハンマーで叩き割る。この作業は右手が疲れる。
丸太の量が半端ではないので、見た目は作業がなかなか進まない。太い丸太も意外とよく割れた。その間に、畑で採れたサツマイモをアルミに包んで、焚火の中に入れておく。
「♪さざんか、さざんか咲いた道 焚き火だ焚き火だ 落ち葉焚き♪」
夕方になると庭がますます美しくなってきた。焼き芋ができてきたかな?熾き火から取り出して、二つに割り、熱々の焼き芋を頬張る。単純だが純粋な幸福感が広がった。そろそろ暗くなってきたので、今日の作業を終えることにする。
部屋に戻り、薪ストーブに火を入れる。今夜の夕食は、鶏肉の香草炒めだ。香草の香りがほんのりと漂い、熱々の鶏肉が出来上がった。まずはビールで「乾杯!」。
今日の作業で当分の薪が確保できたと思うと、自然に嬉しくなってくる。薪ストーブで部屋が徐々に暖まってくると、ビールはさらに美味しくなった。