今日も、猛烈に暑い日だ。
朝日新聞から。千の風の作詞者新井満さん
…灯籠流しや慰霊祭は、何故おこなわれるようになったのか。ひとつの理由は、”死者を忘れないため”ではないか、と私は考えている。古人がこんな言葉を残している。「死者を死せりと思うな。生者いる限り死者は生き続ける」
しかしながら生者がうっかりして、死者のことを忘れることもあるかもしれない。そのとき死者はもう一度死ぬのである。いくらなんでも死者を二度も死なせてはいけない。灯籠を流したり慰霊祭に参加したりすることによって、死者を決して忘れずに想いつづける。結果、死者はいつまでもあざやかに生き続けるのだ、生者の胸のなかで。…
「被災松 送り火使用中止」という、ニュースはいかにも後味が悪い。薪を検査したところ表皮からセシウムが検出されたので、京都市長が中止を決定したとか。最初は、陸前高田市からの提案を拒否、全国から風評被害だと批判されると、一転して燃やしますとなっていたが、今度は表皮が汚染されていると中止した。放射性物質は飛散しないに越したことはないが、量的な判断基準が無い。それなら初めの判断を変えるべきではなかった。これだけ、日本国内で風評被害で高まるからには、海外で日本産の農作物・魚介類が売れなくなったり、海外からの観光客が減るのも、むべなるかなである。
炎天下、お寺さんにお越しいただき、お経をあげていただいた。若い誠実そうな坊さんだった。
甲子園では、滋賀県の八幡商業が、9回表、よもやの満塁ホームランで東東京の帝京学園を破った。大阪代表の東大阪大柏原は、延長戦で広島の如水館に敗れた。両試合とも、まさに手に汗握る見ごたえのある好ゲームだった。