フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

薪小屋作りその4

2009-09-22 | 八ヶ岳
今朝の八ヶ岳も曇っている。時間がないので、フルートの練習はできなかった。8時になると、大工さん二人がやってきた。さっそく、図面を見てもらい資材の説明をする。お聞きすると、キットを使った薪小屋作りは初めてだという。二人で相談しながら、大体の概念、金具などを理解したようだ。車から測量機を降ろし、沓石のレベルを確認する。私たちのレベル取りはまずますだそうだ。

建築作業に入るにあたり、私の希望として、私もDYIをやりたいので、インパクトドライバや金鎚など、私ができるところはやらしていただきたい
いうと、快く引き受けてくれた。何も知らない素人が側でウロチョロすると、邪魔になるので申し訳ない。


インパクトドライバをバリバリ言わせなが柱を立てていく。6本の柱はあっという間に立ち上がった。私も柱と横木を補強する「頬杖」と呼ばれる両端を45度に切った木をインパクトドライバを使って留めていく。

次に金槌を使って床のくぎ打ちを行う。トンカチのリズムが心地よい。これで、午前の作業が終了だ。


午後は、屋根のコンパネを張り、防水シートをタッカーで留める。屋根材の貼り付けが、細かい作業である。いずれも屋根の上にのっかての作業なので、私の出番はない。それではと、デッキとの塗装作業を行うことにした。3時になってすべての作業が終わり、薪小屋が完成した。あまりDIYはできなかったが、まじかで一つ一つの作業工程を見ていたのが役立った。とりわけ沓石のレベル取りは自分が苦労しただけあって、身についたと思う。




薪小屋作りその3

2009-09-21 | 八ヶ岳

朝起きてみると、八ヶ岳はうす曇りだ。朝食前に、軽くフルートの練習をする。薪小屋のことが気になるので、あまり時間が取れなかった。今日の作業は、明日からの建築に備え柱、床、などの資材の塗装だ。

資材を運び出し、一つずつ塗装していく。当り前の話なのだが、物は6面あるということ。1枚の垂木も6面塗らなくてはならない。1面塗っては乾かす。乾いたら次の面を塗るという作業を続ける。そうこうするうちに、塗料がなくなってしまった。

午後、Jマートへ塗料を買いに行こうとすると、Y建築工房の設計士さんが訪ねてきてくれた。斜面下側の沓石が沈みこみすぎなので、高さのある沓石に変えたほうがいいというアドバイスを受ける。

連休のJマートへの道は混んでいて、時間がかかった。キシラデコール4L缶を買い、沓石売り場に行くと、背の高い沓石は1個しかなかった。店員さんに聞くと、売り切れてしまった、連休中は入ってこないという。仕方がないので1個でも役立つだろうと買う。

Jマートから戻ってきて、塗装作業を再開した。これが思いのほか時間がかかり、暗くなってきたので明かりを点け全部が終わったのは、7時を回ってしまった。



薪小屋作りその2

2009-09-20 | 八ヶ岳
今朝の八ヶ岳は素晴らしい天気だ。南アルプスから赤岳まで、山がよく見える。周辺を散歩すると実に気持ちがいい。

朝食前に、フルートの練習をする。時間がないので、練習は「タファネル=ゴーベール」毎日の練習と「山の別れ」だけにしておく。「山の別れ」はほぼ吹けるようにはなっているが、曲としてまとまってはいない。どう歌うことができるかが課題だ。

炉の西側のヤマザクラの木を伐採して、その付近に薪小屋を設置することにする。その後、6個の沓石を埋め込む作業だ。30センチの穴を掘って下さいと、Jマートで教えられたが、実際にやってみると穴が深すぎでだめだ。穴を埋め戻し、砂利を入れ固めて、沓石を置く。それのレベル合わせが大変だった。最初の1個は沓石自体のレベルを取る必要がある。これが簡単なようで、難しい。都会に住んでいると、地面が水平なのは当たり前なのだが、山の中だと、これが当たり前でないのがよくわかる。


6個の水平を取るのに、夕方までかかってしまい、これだけで今日の作業が終了だ。これでは、連休中に薪小屋が仕上がらないので、やむなく家を建築していただいたY建築工房に相談する。すると、わかりました、22日に大工さん二人を派遣しますと言っていただいたので助かった。

薪小屋作り

2009-09-19 | 八ヶ岳
八ヶ岳の朝はうす曇りだ。アダージョの森の周辺は一面真っ白に蕎麦の花が咲いている。ヤマザクラやリョウブの葉が紅葉を始めている。庭の花も、オミナエシ、シュウメイギクなど秋の花に変わった。

今回の八ヶ岳行きの課題は、薪小屋作りである。昼食後、Jマートへキットを取りに行くと、既に2トントラックの荷台に資材が積まれている。それ以外にインパクトドライバ、コーススレッド、釘、ウォルナット色のキシラデコール、刷毛、砂利等を購入した。


2トントラックを運転して、資材をアダージョの森に運び込む。荷台から降ろすと、思っていた以上のボリュームなので、内心驚く。すぐにJマートへトラック返しに行く。これだけの作業で、少し精神的にも疲れ、今日の夕食は、寿司と餃子のセットにする。

フルートレッスン9月第3回

2009-09-16 | フルート

今日は9月第3回目のフルートレッスンの日だ。いつもどおり、カラオケボックスで、音出しをした後、「山の別れ」を吹いた。練習会場にないって、スケールを吹くと、「今日は良い音ですね」とお褒めの言葉。こう言われると、嬉しいものだ。

最初に、いつも通りタファネル=ゴーベールの毎日の練習、NO1をやる。これが、指がもつれて上手くいかない。すると「チョット調子悪いですね」との言葉。メトロノーム76のテンポがなかなか決まらない。先生が、これから少しずつテンポを上げていきますと言うので、「どこまで上がるのですか」と聞くと、まあ100まで行けば良いでしょうとのことだ。まだまだ先は長い。

次に「山の別れ」、前回に録音機があればもって来てくだいといわれていたので、ICレコーダーを持っていった。録音しましょか、というので、「先生が先ずお手本を示してくださいよ」とお願いすると、それならと、先生が録音に応じてくれた。聞いていて実の堂々としているだけではなく、曲想がよく伝わる演奏だった。さすがである。次に私の演奏を録音した。やはり緊張するそれでも一通り曲を演奏することは出来た。後で聞いてみると、スタッカートやタンギングの甘さ、慌てる、音が不安定など、気付かなかった問題点が良くわかった。「録音すると上手くなる」といわれている意味が良くわかった。

私のレッスンが終わり次の女性が入室。昨日の阪神勝利を喜び合うと、今日は「今負けてます」、との報告。それは悔しいな、といっていたのだが、家へ帰ると、何と阪神は鳥谷の連続ホームランで巨人に逆転勝ちしていたのには驚いた。本当に勝負は下駄を履くまで分からないものだ。